記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

焼き魚定食

美しい料理が出てくると嬉しくなる。お盆は朱色。焼き魚はほんのりとしたピンク。副菜は緑。とても美しい。 焼き魚定食 料理を撮るとき、 OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8を使うと上手に撮れます。レンズに頼るのも撮り手としてどうなんだろ…

何色でしょう?

ヒマワリが黄色だと思っていた。よく見るとオレンジ色だった。 先入観とは面白いもので、一度思い込んでしまうと、オレンジ色も黄色に見える。写真の現像をしていてオレンジ色が入っていることにやっと気づいた。 オレンジ 緑色とオレンジ色は補色で、お互い…

渋谷は工事中

東京カメラ部写真展2019に来ている。ここ数年会場は渋谷ヒカリエ。写真展に来るたびに窓から渋谷の街を撮っている。昨年も、一昨年も。街の風景は少しずつ変わっているが、重機があって工事していることは変わらない。渋谷再開発はいつ終わるのだろう? 渋谷…

梅雨、向日葵

梅雨明けの予想は未だ出ていない。それでも向日葵は咲いている。夏はもうすぐ。 梅雨向日葵 梅雨の小雨の中でふと目をやるとヒマワリが咲いていました。山の緑を背景にして黄色いヒマワリが輝くように見えました。 使用機材 OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DI…

50000人の写真展と東京カメラ部の写真展をはしご。差はわずか、埋め方が分からない。

おそらく日本で最大級の観客動員数の写真展が二つ東京で開催されている。初級者が出展する50000人の写真展と、中級者が出展する東京カメラ部写真展2019。 今日はその二つをはしごした。 初級者向けの50000人の写真展は、玉石混合。うまい人とそうでない人が…

レタッチ遊びとプロファイル比較

レタッチで写真の色遊びをしました。使った写真は3月に撮った桜の写真。lightroomのプロファイルで色を変えています。 vividとneutralを比べると、色の濃い・淡いだけでなくコントラストの違いもありますね。川の両脇の壁を見ると、vividは暗くなって殆ど見…

お仕事中

ネイルサロン。真剣な表情の女性が見えた。お仕事中なのだと思った。 お仕事中 いわゆるローキーな写真にしています。 雨の日に撮った写真です。カメラ任せに撮ると、雨の日でも晴れの日と同じ明るさに仕上がってしまう。露出オートとはそういうものですから…

人の真似

誰かがシールを張ると、次々にそれに続く人が出てくる。外国人観光客が多く訪れる場所だけに貼られるシールも様々。新宿思い出横丁の風景。 新宿思い出横丁 28mmの広角でなければ撮れない写真。左の壁いっぱいに寄って写真を撮っています。ここは昼でも暗い…

人工物

揺らぎっていうものが自然界には必ず存在する。揺らぎのないものがあるとすれば、それは人工物だ。同じパターンの繰り返しを見ると、揺らぎの無さに気持ち悪さを感じる時がある。 人工物 ここはいつもどう撮っていいのか分からない場所の一つ。人工物らしい…

かご

かごめかごめかごの中の鳥は。 かごに閉じ込められている何かを見つけたとき、考えて欲しい。そのかごに閉じ込められているのは相手なのか?それとも自分なのか? かご t.A.T.uのPVを見て欲しい。閉じ込められているのはだれ?と言う概念がひっくり返される…

トレンドフォロワー

電気の街 秋葉原。それは昔の話。パソコンの街を経てアニメの街になり、外国人観光客の街に今はなっている。そのときそのときの流行りに街全体で乗っかる柔軟さがここにはある。典型的なトレンドフォロワーな街。 秋葉原 東京に引っ越した時に真っ先に感じた…

合わせ鏡

合わせ鏡って知ってる?二つの鏡を互いに向け合うと、お互いに反射しあって無限個の映像が映る。自己相似形の無限連鎖。無限の先には何があるのか考えたくなる。 相似形 つい撮りたくなるものの一つが、こういう相似形がいくつも並ぶ光景。パターンの一種。…

ネットで見かけない、スナップ写真のコツ

被写体をみつけること。スナップ撮影で一番大事なことだ。 綺麗な海、カラフルなスイーツ、異国情緒溢れる外国の街並み、そういった特別な物を写真に撮るのはそれほど難しくはない。インスタ映えと呼ばれてSNSでイイネをたくさんもらえる写真だ。 日常のいつ…

記号、情報、個体

質感。普段あまり意識しないのだけれど、デザインにこだわっていくと最後は質感にたどり着く。神田のBARの看板がカッコいい。鉄板を切り抜いている。 BARの看板 写真を撮るとき、「情報」を見ていて、被写体そのものを見ていないときがある。例えば、自転車…

奥行きのある写真の撮り方

奥行きのある写真を撮りたいときってありますよね。でも、いざ撮ってみると平面的な印象の写真になることも多い。そんなときに奥行きを出すテクニックがあります。 ずばり、手前に物を置く。これだけです。 下の写真は、東京晴海のビル群を撮った風景写真。…