インスタグラム始めました。
冷やし中華、始めました、みたいですが。
インスタグラムって怖いサービスだと感じる。”いいね”(Favorite)が欲しくなるからだ。
“いいね”を貰う手っ取り早い方法は、”いいね”を多く貰った写真の真似をすることだ。フォトジェニックな被写体を追いかけたり、フィルムテーストな色合いに仕上げることだ。皆がこうして”いいね”を追いかける結果、写真の多様性が失われ、どこか似た写真ばかりになるだろう。
どこか似た写真の大量生産だ。
どこか似た写真は後で見返されることがない。1秒後には、別の似た写真が生産されるからだ。使い捨てにされる写真が大量生産されるだろう。
記録に残るが、記憶に残らない写真。”いいね”の数は記録に残る。しかし、それがどんな写真だったのか誰も覚えていない。
記憶に残る写真を撮るためには、インスタグラムの圧力に流されてはいけない。何のために写真を撮っているのか自問し続けるしかない。
インスタグラムは怖い。