Lightroomを便利に使っています。
照明機材を使って光をコントロールしたり、スタジオで小物をしっかり用意できるなら写真の補正など不要なのかもしれませんが、撮影時にすべてをコントロールできない場合は、撮影後に写真を補正したくなります。
LightroomはRAW現像ソフトですが、写真補正機能が豊富でいつも便利に使っています。
最近Youtubeを見ていると、知らなかったLightroomの機能が紹介されていました。これは便利そうなので、記録しておきます。
明るい背景で撮影すると、被写体が暗く写りますよね。ポートレートを撮るときは、人の顔が暗くなるので露光量をLightroomで増やすことになります。このとき、どこまで露光量を上げれば良いでしょう?露光量を決めるにはヒストグラムを見るのが基本です。
Lightroomでは、トリミングの範囲を決めるとそれに応じてヒストグラムを計算しなおすので、被写体だけに範囲を限定することで最適な露光量を決めることができます。
下は、背景が明るいため被写体が暗くなった写真。右上にヒストグラムがあります。暗い部分から明るい部分まで広く使えていて、カメラは良い仕事をしています。
被写体にトリミングの範囲を合わせると、ヒストグラムが再計算されて、暗い領域の画素が多く全体的に暗い写真であることが分かります。この状態で露光量を調整すると、被写体にピッタリの露光量を決めることができます。
補正前と補正後の写真を並べてることができるのもLightroomの良い所です。
Youtube動画は以下です。