記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

羽田空港を傾ける

 羽田空港の出発ロビーって気分が上がる。これから出かけるんだという高揚感と、普段見慣れない環境のためだと思う。

 上がった気分のまま写真を撮ると、ろくなことにならない。自分の中で、何を撮りたいのか吟味しないままシャッターを切るためだ。家に戻って写真を見返えすと、羽田空港で撮った写真で良いものは少ない。なぜこの写真を撮ったのだろう?そんな写真ばかりなことが多い。

 羽田空港は要注意なのだ。

 そんな羽田空港で今回は少し工夫して写真を撮れた。 

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羽田空港 出発ロビー

  日光が作る明るい線が床に繰り返されているのをみつけて撮った写真。手前に大きく垂れ幕「A」を入れて奥行きが出ることを狙った。さらにLightroomでコントラストを強くしている。

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コントラストを強く補正

 

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羽田空港ラウンジのチョコベーグルとコーヒー

 羽田空港のラウンジで、朝食にベーグルとコーヒーを頂いた。チョコベーグルとプレーンベーグルの色の対比、紙皿およびコーヒーカップの白色とコーヒーの黒色の対比、そしてテーブルが黒色だったので、白と黒の対比で画面が作れると思った。

 テーブルの黒さを使って真っ黒な背景を作ったおかげで、上下感覚がはっきりしなくなった。それでカメラを傾けて撮った。

 

使用機材

Nikon Coolpix S9900

 

お題「カメラ」