富士フィルムのX-T3を借りて一日遊びました。素人がX-T3を使うとこんな絵が取れて、こんな困り方をするという話を正直に書きます。私が普段どんな写真を撮るのかはブログの他の記事を見て下さい。
使用したレンズは、FUJIFILM 単焦点レンズ XF56mmF1.2 R APD。撮影枚数は485枚。ここに貼る写真はJPEG撮って出しです。
X-T3を使った感想のまとめは別エントリに書いています。
設定
設定は、JPEG+RAW出力でフィルムシミュレーションはETERNA。ISO感度はオートで最高12600まで上がるようにし、シャッター速度は固定で1/250 or 1/500秒、絞りはシャッターを切る度に適宜調整。
銀座
丸の内と人形町を散歩した後、銀座に移動。丸の内と人形町の様子は別エントリに書いています。
70年前の1948年に創業した老舗のお店カフェ・ド・ランブル。銀座7丁目の裏通りにある渋いお店。扉の奥の光にピントが合い、全体的になんとなくピントを外した写真になりました。
銀座の表通りに出るとハイブランドのショップが並ぶ。写真の資生堂パーラーは一万円のカレーライスを出す高級店。建物を撮るときにはX-T3はレスポンスも速くとても楽。
ダークトーンの被写体が多かった中、ビビッドトーンのコートを見つけて撮った。コートのシワの感じまで良く出ています。
外国人観光客でいっぱいの銀座のお寿司屋さん。ピントをガラスに合わせるか、店内の人間に合わせるかで雰囲気が変わるシーン。結局、手前のガラスにピントを合わせました。雰囲気のある写真になりました。
お昼ごはんはイタリアンレストラン「いぞら」さんで食べました。ここは和の雰囲気を加えたイタリアン。レストランの照明はホワイトバランスが難しいシーン。ホワイトバランスオートで撮りましたが、オレンジに少し寄ってしまいました。茶色の机の上に茶色のピッツアってホワイトバランスが難しい。
銀座四丁目の和光の前に托鉢僧が立っていました。周囲は着飾った人が多いだけにお坊さんの立つ姿が美しい。
ショーウィンドウのマネキン。絞って被写界深度を深くして撮った。おかげでマネキンとガラス面に写る信号や文字の両方にピントが合いました。ISO 3200に上がっても画質手は全然平気なのでこういうシーンも楽々です。もし画質の悪いカメラだと、ISO感度を下げるためにシャッター速度を落としていく必要がありますが、今回は不必要に速いシャッター速度1/500secのまま撮っています。
銀座一丁目の奥のビル。昭和初期に建てられた高級アパートです。今では、一階はお洒落なショップが入っています。このシーン、開放で撮っているのに非常にくっきり写りました。レンズが優秀です。
日本橋
銀座から歩いて日本橋に移動しました。
日本橋高島屋の近くで撮った写真です。玉ボケが綺麗です。
日本橋のライオンと橋に灯った灯りを一緒に撮ろうとしたシーンです。高架下は暗く明暗差の激しいシーンですが、右下の人物も黒潰れせず撮れました。
日本橋のベトナム料理屋さん。提灯が綺麗だったので、これを綺麗に撮ることを目指しました。絞りをf 5.0まで絞ってボケ過ぎないようにしています。ISO 10000まで上がりましたが提灯が綺麗に写っています。拡大すると、暗い部分にノイズはのっていますが明るい提灯の部分にはノイズはありません。
まとめ
銀座、京橋、日本橋とX-T3を持って散歩しました。
昼の撮影では明暗差が大きいシーンでも、白飛び黒潰れせずX-T3のダイナミックレンジの広さに感心します。明るいところに露出を合わせても、暗い部分も階調が残っており、絵の印象が良くなります。
また高感度画質も良く、ISO 12800では画質の劣化を感じません。ブログ写真で画質劣化に気づく人はいないでしょう。
使用機材
FUJIFILM 単焦点レンズ XF56mmF1.2 R APD