旅に出る準備を始めた。
旅程を確認し、衣類の数を揃え、カメラの充電を始める。充電が終わったら、富士フィルムのカメラX-T2を取り出して、フィルムシミュレーションの設定を考え始める。
旅先ではビーチに行って青い海と青い空の写真を撮るから、Velviaにシャープを+1の設定がいいなかな、、これをSout here Islandと名付けよう。ビーチの後は、ホテルで食事にいくから、そのときのフィルムシミュレーションは、Proviaで暗部の階調を-2にしてRestaurantという名前にしよう。夜には繁華街に遊びに行くから、そこではどんな写真を撮ろうか?渋い写真ならクラシッククロームをベースが良さそうだし、観たままを撮るならAstiaをベースにがいいかなぁ。
旅先の行動を思い浮かべながら、フィルムシミュレーションの設定を決めていく。これは、旅の予行演習をしているようだ。旅先での様子を思い浮かべながらフィルムシミュレーションをああでもないこうでもないと決めていると、撮れる写真のイメージがどんどんクリアになっていく。
旅先での様子が頭にどんどん浮かんできて、ワクワクしてくる。
カメラは、僕をいろんな場所に連れ出してくれる。X-T2は出かける前から僕をワクワクさせてくれる。