洋服はマスプロダクションが正義。作る側の理屈だ。たくさん作ってたくさん売る。量を多くすることでサプライチェーンが効率化し、安価に洋服を提供できる。安価にできると一層多量に売れて、ポジティブループが回る。これが正義の正体。
その正義からこぼれ落ちた古着は一点物であり、買い手とのベストマッチングを売り場で待つ。
洋服だけではありませんが、セカンドユーズの商品はそのダメージ度合いが個々に異なり、価格も違う。一点一点が個性を持つと言えそうです。マスプロダクションによって作られた大量の商品が個性を持つとカオスが生まれるのだと、写真を撮りながら思いました。
使用機材
FUJIFILM 単焦点標準レンズ XF35mmF1.4 R