記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

カレイドスコープ

 ライブハウスに行くのは何年ぶりだろうか?何もせずに音楽だけをジッと聴いているのは、何年ぶりだろう。BGM(背景音楽)でない、Foreground Music。

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Veats 渋谷

 いわゆるリフレクションです。ライブハウスらしい非日常空間の演出にリフレクションを使っていました。

 これを見て思い浮かぶのは、カレイドスコープ、万華鏡でした。鏡を入れた筒を覗くことでリフレクションの作る幾何学模様を楽しむ道具です。

 

 この写真を撮るとき、大事にしたのは、(1)まっすぐ撮ること(傾くとカレイドスコープの印象を減ずる気がしたため)、(2)Veats Shibuyaの文字を真ん中にいれること(まず視線をやる起点が無いと不安定な気がしたため)、(3)写真目いっぱいに赤い映像を入れずに、写真の下に種明かしを置くこと(注意深く見てくれる人は、最後にここで視線が止まり、何だろう?と考えてもらえると思ったため)。特に(3)は余韻という意味で大事にしました。

 

撮影機材

RICOH GRD3

お題「カメラ」