記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

表参道を散歩、X-T20は優秀だった

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(Fujifilm X-T20 1/50sec f14 ISO3200, 60mm (XF55-200mm F3.5-4.8 RLM OIS))

 

 富士フィルムのX-T20は、フラッグシップ機X-T2の弟分だ。違いは、防塵防滴でないことと、ファインダの倍率が低いことくらいだ。もっとも悪いことばかりではない、重量はX-T20が333gでX-T2が457g。X-T20は実に26%も軽いのだ。

 X-T20を持って散歩に出かけた。ファインダは十分な視野があり、使いやすい。

 上の写真はISO3200で撮影している。全くノイズがない。これには驚いた。もっとザラザラした仕上がりになると思っていたのに、良い意味で裏切られた。

 また、フィルムシミュレーションはVelviaで撮った。富士フィルムらしい綺麗な色が出ている。特にアーケードの赤色が良く出ていて嬉しい。JPEG撮って出しで綺麗な色が出るので、撮影後にPCで色々いじらなくて楽だ。

 X-T20を一日使って分かったのは、これを使うにはコツがいるということ。コツというか慣れがいる。X-T20のボディは小さいし軽い。これにレンズとしてXF55-200mm F3.5-4.8 RLM OISをつけると、ボディ333gにレンズ580gとレンズが倍近く重い構成になる。いつもの癖でボディを握った右手主体でカメラを構えようとするとバランスが悪い。レンズを支える左手主体でカメラを構えるとしっくりくる。カメラを構えているときは、ファインダを通して構図を考えたりカメラのパラメータを読み取ったりと忙しい。無意識に左手主体でカメラを構えられるようになるには慣れが必要だ。

 

 

 

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T2 ボディ X-T2-B

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