記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

下北沢の居酒屋 山角: 解説付き

 サブカルな街、私の住みたいまちランキングNo1など、様々な意味で注目され続ける下北沢。 その有名店のひとつが居酒屋 山角(さんかく)。シンプルな店構えが若者に好まれそう。

 下の写真は、店内の壁に貼られたポスターがカッコ良くて撮ったもの。気に入っている写真なのですが、ゆっくりじっくり見ないと何のことかわからない写真だと思います。そこで解説を記します。

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居酒屋 山角

 写真左に「城」の文字が見える。フォントは装飾が過剰でこのフォントを選んだ人物を想像すると、他人との違いを出そうと自分の表現を考えている、そんな感じがします。「城」の右には小さく「本多劇場」の文字があり、これが演劇のポスターであることが分かります。

 写真の右上には「青ひげ」の文字があり、グリム童話の青ひげをモチーフにした演劇のポスターでしょう。カップルが主人公で男の秘密を女が知り、女が苦境に陥る、こんなあらすじなのでしょう。

 写真の左上には若者らしい人の集合写真が見えます。これも何か、きっと演劇のポスターでしょう。 

 写真右には青いノースリーブの服を着たお客さんが写っています。洋服の様子から女性です。左手で茶碗をもっていることからお米を食べられる店だと分かります。茶碗のすぐ左下には深めの皿があって煮物が入っていそうです。

 さらにその皿の左には誰かの手が写っていて、二人で向かい合って食事をしている様子です。

 

使用機材

OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

OLYMPUS PEN mini E-PM2