記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

Snapseedで簡単写真加工 その3

 Snapseedを使った写真加工が楽しくなってきたので、先日に続いて紹介します。

 写真加工の基本は「良い写真」を目指すのではなく、好きな写真を目指すこと。具体的な手順としては、下の3つです。

  • 傾きの調整
  • 明るさの調整
  • 色の調整

 

ではやっていきます。

 

元写真

 加工に使う写真は以下です。鎌倉の長谷寺にあるなごみ地蔵です。

 この写真を撮ったときは、周りに木がたくさんあってもっと暗い感じだったことと、なごみ地蔵も苔むしたような緑色でした。それで今回は、撮ったときの状況に近づけることにします。くどいようですがそれが「良い写真」というわけでなくて、私がそういう感じが好きだということでこの方針を決めています。

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元写真



 Snapseedで上の写真を開きます。

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Snapseedで写真を読み込みツールを開いた状態

 

傾きの調整

 今回の写真は傾きに違和感がないので、傾き調整は行わないことにします。

 

明るさの調整

 今回は写真を暗くします。「画像調整」を選んで左にスワイプすると画面が暗くなります。

 どこまで暗くするかは好みで決めます。今回の写真は中央のなごみ地蔵が主役なので、なごみ地蔵の足元が暗く潰れないよう、なごみ地蔵の顔の明るさが残る程度に調整します。

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「画像調整」を使って写真を暗くしている状態

 

色の調整

 写真を撮ったとき、なごみ地蔵は苔むした感じの緑色に見えたので、写真に緑色を加えていきます。

 Snapseedの「ホワイトバランス」を選んで、上にスワイプして「色合い」を選びます。この状態で左にスワイプすると写真に緑色が加わります。

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「ホワイトバランス」を選んで、さらに「色合い」を選ぶ

 

 加える緑色の量は、自分の記憶を頼りに調整します。写真を撮ったときに見えていた色に近づけます。ここも私の好きな写真になれば良いので、気楽に色を決めます。

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写真の「色合い」を緑色に調整している状態

 

完成

 こうしてできた写真が下です。

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完成写真

 

おまけ

 実は暗い写真は、人によって好みが分かれます。明るい写真を好む人が多いようです。そこで、明るい写真も作ってみました。

 暗い写真と比べて随分と印象が変わります。両方アリだと思います。

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明るく加工した写真