富士フィルムの望遠レンズ XF 55-200mm F3.5-4.8 RLM OISで400枚撮った感想

　富士フィルムの望遠レンズ XF 55-200mm F3.5-4.8 RLM OISをお借りして、400枚程撮影しました。初めて使うレンズだったのでそのレビューをします。使用したカメラボディはX-T3。このエントリに貼った写真はJPEG撮って出しです。

　レンズのレビューというと、ルック＆フィール（見た目と触った印象）、性能の二つが各項目としてあり、ルック＆フィールは重さと質感、ズームリングを操作したときの固さくらいが項目、性能は解像度、ボケ、AFの速さくらいだと思うので、それらについて書きます。

ルック＆フィール

　重さは590グラム。今回はX-T3（490グラム）に付けたので、合計1080グラム。軽くもないけど重くもないという印象。以前　XF 50-140mm F2.8 R LM OIS(1000グラム）を使ったときは重い印象がありましたが、今度は苦にならない重さ。

　レンズの質感は良く高級感もあります。ズームリングの操作感は重めで安心感があります。

性能

　解像度については、ワイド側はすごい、良く解像します。望遠側は少しふんわりな印象。

f:id:kota2009:20190309140855j:plain — ワイド側の描写（F9.0,フィルムシミュレーションVelvia)

f:id:kota2009:20190309130917j:plain — 望遠側の描写(F8.0, フィルムシミュレーション Clasic Crome)

　ボケの質はは、柔らかくうるさくない。ボケ量はスペック通り。

　AFの速さは、街で使う分には十分速い。ボディのX-T3はミラーレス（一眼レフではない）ことを考えると、かなりの性能。

まとめ

　富士フィルムの望遠レンズ XF 55-200mm F3.5-4.8 RLM OISを使いました。よく比較されるXF 50-140mm F2.8 R LM OISと比べて軽く、使っていて楽しい。解像度などの性能は同程度に思います。AFも速く、これ以上を求めるならミラーレスではなく一眼レフにボディを変える必要があるでしょう。

　私はF2.8通しにこだわらないため、軽く写りの良いこのレンズが好きになりました。