富士フィルムのX-T2を最近手に入れて遊んでいます。いままで、ニコン、オリンパスを使っていました。初めての富士フィルムの一眼カメラは、他メーカーのカメラと比べて違っている点が有って面白い。
X-T2って、オートフォーカスが合う前にシャッターが切れます。これはびっくりしました。
使っているレンズはXF35mm F1.4。AFの遅いレンズです。シャッターボタン半押し、AFが動いて、合焦音がピッとなり、シャッターボタンをを押しこむとパシャっとシャッターが切れる。こんなリズムで撮影していたのですが、あるとき慌てたシーンでシャッターボタン全押しすると、シャッターが切れました。どうして?
ニコンやオリンパスのカメラだと、シャッターを半押してオートフォーカスが始動し合焦するまではシャッターを切ることができません。合焦前にシャッターが切れるカメラは、リコーのGRくらいしか知りません。
合焦前にシャッターが切れると、当然ピントがしっかり合っていません。ピントの合った写真を撮るには、オートフォーカスが合焦するのを待ってあげる必要があります。
取説を調べてみると、レリーズ優先とフォーカス優先を選ぶ設定がありました。レリーズ優先にしているとフォーカスが合っていなくてもシャッターが切れます。そしてレリーズ優先がデフォルト設定でした。
まとめ
富士フィルムの一眼カメラを使っていて、ピントが合わないときがあると思ったときは、レリーズ優先の設定になっていないか疑ってみましょう。AFの遅いレンズを使っていると、合焦前にシャッターを切っているかもしれません。