記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

縦チルト液晶のおかげです

 縛りをかけて構図を探す。これが自分の引き出しを増やすと思っている。黄色を必ず入れるとか、f値を大きくするとか、何か制約を自分に課して写真を撮ると、発見がある。

 私は、意識して縦位置で写真を撮るようにしている。これまで圧倒的に横位置が多かったため、縦位置で撮るトレーニングが足らないから。

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見下ろす女

 縦位置で撮るのは、構図を探す際の難しさと、カメラを構える際の難しさの二つの難しさがあります。

 

 人間は、横の線よりも縦の線を長いと感じるため、縦位置で撮ると実際以上に迫力のある写真が撮れると言われています。そのため、縦の線を探すことが構図探しのポイントになります。

 上の写真では、黄色い服の女性が高い位置から見下ろしているように感じます。奥に黒い服の女性を写しこんでいるため、その対比で一層高く見えます。

 

 上の写真は、カメラを持った手を上方に精一杯伸ばして撮りました。おかげで黒い女性を写真の下の方に写すことができました。このとき、X-T2の背面液晶が縦チルトすることで、構図をしっかり作ることができました。機材に頼りました。 

 

使用機材

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T2

FUJIFILM 単焦点標準レンズ XF35mmF1.4 R

お題「カメラ」