望遠レンズでなければ撮れない写真があり、そんなときオリンパスのM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rを私は使っています。その理由をここでは書いていきます。
そもそも、なぜ望遠レンズは必要か?
スマートフォンのカメラの性能が良くなって、カメラを持ち出さなくても良いかなと思うときが多い。それでも、どうしてもスマホでは無理な時があります。例えば、運動会のように遠くにある人や物を写すとき、スマホだと小さく写ってしまい表情までは写りません。また、打ち上げ花火もスマホでは小さくしか写らないし、サッカーや野球、陸上などのスポーツも選手が遠くてスマホで撮るのは厳しい。
こういうときは望遠レンズを使いたい。私は、オリンパスのM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rを使っています。これは、小さい、軽い、安いの三拍子揃ったレンズです。私は、10年以上このレンズを使い続けています。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rの良い所
まず、このレンズの良い所を書いていきます。
小さい
このレンズはとても小さい。下のようにスマートフォンと比べても小さい。これで焦点距離300mm(35mm換算)ですから驚きます。
大きなレンズは持ち運ぶのが大変です、カバンにいれても荷物になりますし、そうすると持ち出す機会が減って使わなくなります。でも、このレンズはとても小さいので気軽に持ち出すことができます。
軽い
このレンズは滅茶苦茶軽いです。重さは190gしかありません。iPhone 12 Pro(187g)とほぼ同じ重さです*1。これは、焦点距離300mm(35mm換算)のズームレンズの中で最も軽い(私が価格コムで調べた範囲で)。
安い
アマゾンで調べると現在価格は1万5千円位と、とても安い。中古なら5千円で買えます。
綺麗に写る
安いと言うと写真の写りも悪いように思うかもしれませんが、このレンズは良く写ります。
数値的な性能をDXOMARKで見ると、なかなか良いことが分かります。
数値で言われてもどんな写真が写るのか良く分からないと思いますので、私が撮った写真も貼っておきます。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rの悪い所
良い所だけではなく悪い所も書いておきます。
このレンズは、安く・軽くするためにボディにプラスチックを多く使っています。そのため、レンズに質感を求める人には向きません(ボディに金属を多用したレンズは、質感は良いですが、なにせ重い。。。)。
あと、超お高いレンズ(15万円位するレンズ)と比べると、写りの良くないところがあるかもしれませんが、高いレンズと安いレンズで撮った写真の見分けは、 プロカメラでも出来ないので、これは気にしなくて大丈夫です。
まとめ
スマートフォンでも綺麗な写真が撮れます。ただ、遠い所にある人や物を撮りたいときは望遠レンズが必要です。この記事では、私が10年以上使い続けているオリンパスのM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rを紹介しました。
このレンズは、小さい・軽い・安いと3拍子揃ったレンズです。スマートフォンよりも小さく、焦点距離300mm(35mm換算)のズームレンズの中では(おそらく)最軽量。そして安く、中古なら5千円で買えます。写りに関しても、お高いレンズで撮った写真と見分けられる人はいないと思います。
おまけ(こだわる人向け):おいしい絞り値
どんなレンズにも良く写る絞り値というのがあります。これを知っておくと、上手な写真が撮れます。
DXOMARKを見ると、
- 絞り f5.6が綺麗に写る
- ただし、焦点距離 40mm(ワイド端)のときは f11がとても綺麗に写る
参考までに、このレンズで撮った等倍画像も貼っておきます。
*1:ちなみに、例えば、フルサイズカメラ用のニコンのレンズ(AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VR)は3250gもあります。