記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

いつもと違う距離で

 人間の脳はサボり屋で、今見た風景を過去に見たものと置き換えて納得する。例えば、”国立新美術館”と言葉に置き換えて考えるのをやめてしまう。映像を言葉に置き換えて認識するのって乱暴だと思うけれど、人間はそういうものらしい。特に男性は。

 撮った写真がいつもと違った風景に見えるのは、この置き換えが上手く出来ずに脳がしっかり写真を見ようとするからかもしれない。

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 いつもの場所で、いつもとは違う構図を探すためには、レンズの焦点距離を変えてみると良い。

 この時のレンズは単焦点が望ましい。最初はうまく構図を探せずに苦労するから。ズームレンズだと苦労に耐え切れずにいつもの焦点距離に戻してしまう。

 

使用機材

FUJIFILM ミラーレスカメラ X-T2

Viltrox 85mm F1.8 II XF STM