記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

CP+ 2022 「Xの好きなところベスト7」(内田ユキオ)のメモ

 オンライン開催となったCP+をのんびり見ている。面白かった講演のメモを残していこうと思う。

 この記事は「Xの好きなところベスト7」のメモ。

 


www.youtube.com

 

好きなところ第7位:ハイブリッドビューファインダ

 EVFにはEVFのよいところ、OVFにはOVFのよいところがあり、その両方の良いところ取りできるハイブリッドビューファインダはよい。

 

好きなところ第6位:デザイン

 デザインが好きだとカメラに愛着が沸く。使い捨ての道具ではなく、愛着のある道具と思える。

 ちなみに、カメラを撮った写真がたくさん出てくる。この撮り方は勉強になる。カメラだけを撮るのでなく、カメラと同じくらい好きなものと一緒に撮る、ということだと思う。

 

好きなところ第5位:レンズ

 内田ユキオの好きなレンズ6本。

  • XF 50mm F1.0 R WR:とんでもなく浅い被写界深度、今までとは違った世界が見える
  • XF 35mm F1.4 R: 神レンズ、X使うなら普通持っているレンズ。魅力は写りの自然さ。空気感まで写る。
  • XF 56mm F1.2 R:一番多く使っているレンズ。今の時代35mmよりも56mmのほうがスナップは撮りやすい。
  • XF 23mm F1.4 R LM WR:とにかく解像度が高い。カメラのセンサーの世代が上がったかのように感じる。
  • XF 55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS:古いレンズだけれど、小さく手振れ補正が効く使い勝手の良いズームレンズ。
  • XF 27mm F2.8 R WR:気楽に撮れるレンズ。

 

好きなところ第4位:(Xユーザであること、またはXというブランド)

 

 ”カスタマーになりたいわけじゃない、ユーザーでいたいんだ”

 Xユーザであることに誇りを持ちたい。Xは拘りなく買うカメラではないので、Xを使っている人を見ると強い意志を持って選んだと感じる。それゆえに、Xユーザにはシンパシーを感じる。

 

好きなところ第3位:フィルムシミュレーション

 プロビアはどんな時でも撮れる汎用性。べルヴィアの記憶色。アスティアのやさしさ。

 同じフィルムシミュレーションで撮ったとれば色が散らない。普通は、カメラの年代が変わると、色が変わり、複数写真を一つの作品にまとめたときに色の調整が必要になる。

 

好きなところ第2位:カスタムセッティング

”あの瞬間見た色について、ぼくはまだ知らない”

内田ユキオの気に入っているカスタムセッティング7つ

  • RDP IV
    • PROVIA
    • Shadow -2
    • Color -1
    • DR:200%
    • WB:Auto
  • WHITER SHADE OF PALE
    • Classic Chrome
    • Shadow -1
    • Color -1
    • DR:100%
    • WB:Daylight
  • INSOMNIA (夜の都会の街を撮るのに使っている)
    • Velvia
    • Shadow +1
    • Highlight -1
    • Color +1
    • DR:200%
    • WB:Daylight
  • JLG
    • ACROSS+R
    • Shadow +2
    • Highlight +1
    • DR:100%
    • WB:電球
  • SOMETIME
    • Pro Neg. Hi
    • Shadow -2
    • Color -1
    • DR:200%
    • WB:Auto
  • SUNDAY MORNING
    • ASTIA
    • Shadow -1
    • Color -1
    • DR:200%
    • WB:4500K
  • NYC
    • Classic Chrome
    • Shadow -1
    • Color -1
    • DR:100%
    • WB:Daylight

 

好きなところ第1位:いつも持っていられること、いつも持っていたいこと

 持ち運びの楽な軽さ。かっこいいこと。シンプルであること。