記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

マクロで撮る桜

 マクロレンズを持って桜を撮りに行こう。マクロレンズだからって近づいて撮る必要もない。お気に入りの距離で撮ればOK。離れても近づいても撮れるところがマクロレンズの楽しいところ。

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 今年桜を撮っていて、一番大切なのは露出だと思った。

 桜写真は、花の色をどれだけ綺麗に写すかが大事だ。これが難しいんだ。明るさが暗いとピンク色が濁ってしまう、明るいと花びらが白とびしてしまう。微妙な調整を粘り強くしよう。上の写真は、撮影時にヒストグラムを見ながら露出を決めた。

 

 色は人それぞれの好みだけど、富士フィルムのカメラだとVelviaに設定して、コントラストをハイライトだけ最弱にして撮るのが好き。露出を上げて撮ると、この設定が桜の花の色が綺麗に出る気がする。ただし、緑色が鮮やかになりすぎるので、ポスト処理で緑色の彩度を落としている。

 上の写真は、ピンク色も強すぎる気がしたので、ポスト処理で全体の彩度も下げている。

 

使用機材

FUJIFILM ミラーレスカメラ X-T2 

TTArtisan 40mm F2.8 マクロ