新しいレンズTTArtisan 40mm F2.8 マクロを買いました。ずっと欲しかったマクロレンズを手に入れて気分が上がります。
そもそも、マクロレンズを買うのって勇気がいりますよね。使用頻度は高くないので、そこにお金を使うのは効率的でない。そうはいっても、マクロレンズでないと撮れない写真もあるので、悩みます。
そうしてぐずぐずしていると、玉ボケの美しいレンズとしてこれを紹介している記事偶然をみつけ、物欲が盛り上がってきました。
何故、TTartisan 40mm F2.8 マクロを選んだのか?
富士フィルムからは2種類のマクロレンズが発売されていますが、私にとってはどちらも高価過ぎます。本格的にマクロ撮影をするならまだしも、たまにマクロで遊んでみたいという使い方にはもったいない。そこで、発売されているマクロレンズを見渡すと、サードパーティ製のものが8つみつかりました。
その中で、値段が5万円を超えるものは不採用とし、さらに重さが500gを超えるものは不採用にしました(軽さは正義!)。すると、残るのは3つ。
- TTArtisan 40mm f/2.8 MACRO C
- FREEWALKER 20mm F2.0 SUPER MACRO 4-4.5:1
- 7Artisans 60mm F2.8 Macro II
さすがに焦点距離20mmは短いので(私の好みです)FREEWALKER 20mm F2.0を外すと、TTArtisan 40mm f/2.8 MACRO C か、7Artisans 60mm F2.8 Macro IIの2択になります。
残りの二つを比較して、丸ボケが綺麗だったことと、レンズレビューサイトを見ると、解像度が高くて丸ボケが綺麗だったため、TTArtisan 40mm f/2.8 MACRO Cを選ぶことにしました(【Sony Alpha Blog – Tests & reviews (English & Français)】)。ただし、TTArtisan 40mm f/2.8 MACRO Cは周辺減光が大きいので、これを嫌う人は7Artistansのほうが合うかもしれません。私は、Lightroomで直しちゃうので周辺減光は気にしませんが。
使った感想
レンズのつくりは良いです。金属性の鏡筒は質感が良くて所有欲が満たされます。さらに、絞り環を回すとクリック感が心地よくてこれも良い。そして、フォーカスリングを回した感触もしっとりとして扱いやすい。
デザインは、富士フィルムのカメラとマッチしていてとても良い。
マニュアルでのフォーカス合わせも簡単。レンズの解像度が高いおかげで、ピーキングが良く効きます。
サンプル画像
このレンズで撮った写真を貼っておきます。カメラは富士フィルムのX-T2.
このレンズで撮ったほかの写真は【TTArtisan 40mm F2.8 MACRO Cで撮った写真】からも見れます。よろしければどうぞ。
まとめ
富士フィルムのカメラX-T2用に、マクロレンズTTArtistan 40mm F2.8 MACRO Cを買いました。
比較的安価であるのに、もの自体の作りが良く、描写力も上々です(周辺減光は大きいけど、これはLightroomで直すので気にしない)。
マクロ撮影だけでなく、焦点距離60㎜(フルサイズ換算)の標準レンズとして風景やポートレートも取れます。
付録:富士フィルムXマウントに適合するマクロレンズ一覧
製品名 | フジノンレンズ XF60mmF2.4 R Macro | フジノンレンズ XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro | TTArtisan 40mm f/2.8 MACRO C [フジフイルム用] | Touit 2.8/50M [フジフイルム用] | FREEWALKER 20mm F2.0 SUPER MACRO 4-4.5:1 [フジフイルム用] | APO 85mm F2.8 SUPER MACRO 1-5X [フジフイルム用] | 7Artisans 60mm F2.8 Macro II[フジフイルム用] | 100mm F2.8 ED UMC MACRO [フジフイルム用] | 100mm T3.1 VDSLR ED UMC MACRO [フジフイルム用] | LAOWA 65mm F2.8 2X Ultra Macro APO [フジフイルム用] |
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メーカー | 富士フイルム | 富士フイルム | 銘匠光学 | カールツァイス | 中一光学 | 中一光学 | 七工匠 | SAMYANG | SAMYANG | Anhui ChangGeng Optical Technology |
最安価格 | 66,777 | 113,750 | 13,950 | 99,990 | 15,760 | 53,100 | 19,800 | 33,280 | 81,797 | 53,820 |
発売日 | 2012年2月18日 | 2017年11月30日 | 2021年10月5日 | 2014年3月29日 | - | 2020年3月13日 | 2021年7月27日 | - | 2016年8月1日 | 2020年5月1日 |
レンズタイプ | 単焦点 | 単焦点 | 単焦点 | 単焦点 | 単焦点 | 単焦点 | 単焦点 | 単焦点 | 単焦点 | 単焦点 |
構成 | 8群10枚 | 12群16枚 | 7群8枚 | 11群14枚 | 4群6枚 | 8群12枚 | 8群11枚 | 12群15枚 | 12群15枚 | 10群14枚 |
フォーカス | AF/MF | AF/MF | MF | AF | MF | MF | MF | MF | MF | MF |
絞り羽根枚数 | 9 枚 | 9 枚 | 11 枚 | 9 枚 | 3 枚 | 9 枚 | 9枚 | 9 枚 | 9 枚 | 9 枚 |
焦点距離 | 60 mm | 80 mm | 40 mm | 50 mm | 20 mm | 85 mm | 60 mm | 100 mm | 100 mm | 65 mm |
F値 | 2.4 | 2.8 | 2.8 | 2.8 | 2 | 2.8 | 2.8 | 2.8 | 2.8 | |
最短撮影距離 | 0.267 m | 0.25 m | 0.17 m | 0.15 m | 0.12 m | 0.17 m | 0.307 m | 0.307 m | 0.17 m | |
最大撮影倍率 | 0.5 倍 | 1 倍 | 1 倍 | 1 倍 | 4~4.5倍 | 5 倍 | 1 倍 | 1 倍 | 1 倍 | 2 倍 |
フィルター径 | 39 mm | 62 mm | 52 mm | 52 mm | 58 mm | 49mm | 67 mm | 67 mm | 52 mm | |
最大径x長さ | 64.1x63.6 mm | 80x130 mm | 62x74 mm | 65x91 mm | 62x90 mm | 67x155 mm | 52x80.5mm | 72.5x149.4 mm | 81.6x149.4 mm | 57x100mm |
重量 | 215 g | 750 g | 370 g | 290 g | 290 g | 830 g | 342g | 770 g | 775 g | 335g |
付録:レンズの付属品など