記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

風が強く吹いている

 箱根駅伝の強豪校 六道大のエース藤岡は言う。

「彼らのもうひとつの勘違いは、勝てばいいと思っているところだ。」

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走る理由は、勝利だけではない

 

 三浦しおんは、一般には知られていない専門家の生活を丁寧に描く作家だ。例えば、植物学の研究者の日常を丹念に描いた「愛なき世界」、13年以上の歳月をかけて一冊の辞書を編纂する男を描いた「舟を編む」、林業を生業とする山村の人々が自然への敬意を忘れない様子を描く「神去なぁなぁ村の日常」。

 その道の人にしか分からない価値観を知ることは、自分の価値観を磨くことにつながる。

 

使用機材 

Olympus PEN mini E-PM2