記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

ローキーな鐘

寺の鐘に夕日が差す。 鐘 光をみつける。ありふれた言葉ですが、最近愚直に意識しています。 鐘の黒さを意識してローキーにしています。このとき、どこまで暗くするのかが悩みどころ。表示するディスプレイによって随分と明るさが変わってくるため、見る人に…

珍しい時計

珍しい時計。 時計 カッコいいと思った時計。よく見ると珍しい。 文字盤には、時(1時とか2時とか)でなく、分が記されている。初めて見る文字盤だ。 時計と後ろのビール瓶の対比を撮りたかった写真です。どこまでビール瓶をボカすかを気にして撮りました。 …

私が今でもリコー GR Digital 3を使い続ける理由

リコーGR Digital3(以降GRD3と略します)という2007年発売のカメラを愛用しています。2019年は、1,100枚ほど写真を撮りました。個性のあるカメラだから、手放せないのです。 2007年というと、初代iPhoneが発売された年で(ちなみに、instagramがiPhoneアプリを…

オレンジ

渋谷スクランブルスクエア。飲食店の客もまた店を飾るディスプレイなのだ。 オレンジ なんだかオレンジ色のお店だなぁと思い撮りました。 真ん中のテーブルと左のテーブルは、同じグループらしく、互いに振り向きあって話をしています。なんだか珍しい絵に思…

トリコワシ前のナカギンザセブン

ナカギンザセブン。浦和にある古い飲み屋街。2020年3月に取り壊されるという。あと2ヵ月。 ジムビームあり うちのは角だから 飲み屋街は続く ビルの谷間にアーケード街で、道は狭く暗い。火事が起きたらヤバそうな場所です。 新宿の思い出横丁や吉祥寺のハー…

ピンクのモノクローム

色相を変えずに明るさと彩度を変えて色にバリエーションを持たせる、いわゆるトーンを変える方法がある。”ビビッド”とか”パステル”とかで検索するとヒットする話。 モノクロームというと、白から黒の明度の変化で作られる色でできた写真だ。これを拡張して、…

お昼寝

昨日は、年明けの一大イベント成人の日。この日、天気も良くて1月というのにポカポカ陽気。 お昼寝 日当たりの良い場所、しかも木の上は暖かいのでしょう。猫が細い場所でお昼寝していました。 半田菜摘さんという動物写真家がいます。彼女は動物を撮るにあ…

A Night Downtown

世界には二つの繁華街がある。個性のある繁華街とそうでない繁華街だ。 街の個性は、おいそれと真似できないし、身に付くものでもない。 そこにしかない店は、小規模な場合が殆どなため、価格が安い訳でも品質管理が徹底されているわけでもない。普通の客に…

渋谷109

”109”は渋谷のアイコンだ。「イチマルキュー」と発音されるこの場所からは、ギャルファッションが日本全国に発信される。 109 ど派手なピンクの「109」の看板が印象的で撮った写真です。 写真の左側の黒潰れや奥の白飛びは承知の上で撮っています(実は、…

ソール・ライター写真展を渋谷Bunkamuraに観にいった

www.bunkamura.co.jp 渋谷Bunkamuraで開催されているソール・ライター写真展に行ってきました。 彼は、アメリカの写真家で1923年生まれ、白黒写真全盛の頃にカラー写真を撮っていた人です。もちろんフィルム写真。 彼の写真は独特で、彼が画家でもあったせい…

探して回る場所

渋谷センター街のMEGAドンキ。ドンキは商品をわざと雑多に陳列して店内を分かりずらくしてるらしい。客が商品を探して回るのを楽しんで欲しいというコンセプト。渋谷センター街に似ている。 探して回る場所 左側のスマホを持っている男子の姿勢が気になって…

カレイドスコープ

ライブハウスに行くのは何年ぶりだろうか?何もせずに音楽だけをジッと聴いているのは、何年ぶりだろう。BGM(背景音楽)でない、Foreground Music。 Veats 渋谷 いわゆるリフレクションです。ライブハウスらしい非日常空間の演出にリフレクションを使っていま…

開演待ち

ライブハウスで開演を待っている。スモークが焚かれ、色づいたライトが空間を満たす。 開園待ち 光そのものを見ることはできないんだと、改めて感じました。スモークで空間を満たして、ライトを反射することで初めて光が見えます。 客席にはオレンジのライト…

足を伸ばして

伸ばした足を、誰に見せようか。 足を伸ばして この写真は、左端の明るい足がお気に入りです。 足のマネキンって、珍しいと思いませんか? 男子は、足を見せようなんて考えもしないのですが、女子はどう見られるか意識しているのでしょうか。 撮影機材 RICOH…

冬の駅

雪国の駅、その窓から外を見ると、昼だというのに灯りをつけた電車が並んでいた。 冬の駅 お正月に雪国へ行きました。これは、その移動途中に撮ったものです。駅の通路の窓から外を見ると電車の灯りが目に入りました。関東とは色使いが異なり旅行に来ている…

十人一色

東京に来た人が驚くのは、人の多さだろう。何でもない普段の日でも、人の多さがハンパない。 十人一色 写真右上に「笑おう、驚こう、楽しもう」の文字が見えます。なんだか自分が、笑っていない、驚いていない、楽しんでいないと ダメ出しされているかのよう…

旅の空

旅の空 お正月に雪国に行ってきました。上の写真は、移動中のバスの中から撮った雪国の空。バスの窓ガラスの色のせいで、ホワイトバランスが狂っていますが、これはこれで良いのだと思っています。 この写真を撮りながら、川端康成の「雪国」を英訳した人の…

フルサイズカメラが、スマートフォンに画質で負ける時もある

綺麗な写真の撮れるフルサイズカメラにも、欠点がある。値段が高いこと、重いこと、大きいこと。画質のためにはこれらを我慢するという人も多い。でも、これ以外にも欠点のあることは、意外に知られていない。実はパンフォーカスで撮るとき、画質はスマート…

3rd note tour

"note"≠ノート。日本人には誤解しやすい単語が"note"。日本語の"ノート"は帳面の印象が強い。英語の"note"は、informationやsymbolの意味合いが強い。さらに音楽でnoteと言えば音符。コーヒー・ワイン・香水で、noteと言えば香りの表現を意味する。 3rd note…

出かけよう

視界の一部しか写らない。写真には制限がある。その制限があるからこそ広がりがある。写っていない部分を想像させる力が写真にはある。 出かけよう 世界で一番青い空はモノクロ写真に写る、確か内田ユキオさんの本に書いてあった言葉です。リアリティを追求…

前川國男

前川國男を知っているだろうか?建築家で、近代建築を日本に根付かせた人物。彼のbefore/afterで日本の家屋が変わった。 前川國男 江戸東京たてもの園にある前川國男の設計した彼の自邸。中は吹き抜けになっていて開放感があり、まさに現代の建物。しかも外…

年の瀬

渋谷の年の瀬の風景。「紅白」って年の瀬の季語だ。 年の瀬 2020年にやりたいと思うことの一つが、組み写真。 撮影意図やコンセプトを研ぎ澄ます良い練習になるのではと思っています。 見てくださった皆様ありがとうございます。良いお年をお迎えください。 …

2019年のまとめ

をとこもすなる日記といふものを をむなもしてみんとてするなり 紀貫之の土佐日記の序文を思い出すのは、決まって誰かの真似をしようとするとき。 一年の終わりに、今年撮った写真を見返してこの一年を振り返る、フリカエリトイウモノヲ、シテミントテスルナ…

師走は大忙し

師走は大忙し 師走と言えば、大忙しの季語。(何かおかしいけど。。) お店も大忙しです。 上の写真で最初に目が行くのは、中央の女子の腰の赤い布。その後、視線は上に上がって顔に(後ろ姿で見えないけど)。彼女の視線を追うように左側に目をやると、忙し…

センター街@渋谷

再開発が進む渋谷。ニュースでもよく取り上げられている。でも、それは渋谷センター街とは別のエリアの話。ここは今日も狭くて混んでカオスだ。 センター街@渋谷 渋谷は、どちらかというと苦手な場所。坂道が多くて、道が狭くて、混んでいるから。 駅周辺は…

どれにしようか?

小物を選ぶのって楽しい。高いものでなくて良い。自分の部屋に置いたときのシアワセを想像する。 どれにしようか? 東京蚤の市でのシーン。 棚の両側から小物を探していて、棚向かいの人と目が合ってニッコリ挨拶ということも結構ありました。 使用機材 FUJI…

富士フィルムのカメラの良い所

今年買って良かったものエントリをネットでよく見かけます。 私が今年に買って良かったものは、富士フィルムのミラーレスカメラ X-T2です。なぜ、このカメラを買ったかについてはすでに別エントリで書いています。 delight.hatenablog.com 買うときには考え…

ビードロ

古いガラス瓶の色は、今のものと少し違う。流行りのせいなのか、製造技術のせいなのか、理由は分からない。ただ、ビードロと古い呼び方を思い出す。 ビードロ ガラスに影が落ちているシーンを探して撮った写真です。順光のせいで、ガラス瓶が輝くような写り…

おすまし

ショーケースの中でおすましする人形は、まるで社交場に向かう女性のように見えた。 おすまし 東京蚤の市で見つけたシーン。 ケースの中の人形に統一感がなく、面白い。猫、女性、子供(しかも髪逆立ち)。こういう意外な組み合わせを見れるのも、蚤の市の楽…

基本に忠実な撮影

誰もが撮影する場所や被写体、構図も決まってくる。そんなときこそ、基本に忠実にきっちり撮影したい。 基本通り ここは東京国立博物館の法隆寺宝物館。リフレクションの名所で、だれもがこの構図で撮ります。それだけにみんなと同じ写真になりがちです。だ…