記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

Olympus M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8を買ってみた

  Olympus Pen mini E-PM2を愛用しています。2012年10月に発売されたもう6年前のカメラだけれど、その小型軽量さのために出かける時に持ち出すカメラとなっています。 重さは電池込みで269gとびっくりする軽さ。

  このカメラのためにレンズを買い足しました。買ったのはOlympus M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8です。こちらも重さが116gと軽い。カメラにつけても合計387g。これはコンパクトデジカメのCANON PowerShot G1X Mark2や富士フィルムX100Fよりも軽い。

  軽いカメラが好きならコンパクトデジタルカメラを使えば良いと思う人がいるかもしれない。でもコンパクトカメラってボケないので、撮影が単調になるんですよね。

  もちろんフルサイズのカメラに明るいレンズをつければよくボケるのですが、重くなります。

   つまり、軽さとボケの量のバランスをとると、私にとってはマイクロフォーサーズが丁度良いのです。

 

 

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トンカツ定食

 まずは手近な物として、トンカツ定食をこのレンズで撮ってみた。

 さすがf1.8だけあって、トンカツにピントを合わせると奥のキャベツが良い感じでボケます。右手前の味噌汁もしっかり前ボケします。

 

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緑のレタスにピント、右奥の黄色の野菜はボケる

  次はサラダ。レタスにピントを合わせると右奥の黄色い野菜はボケます。そのため奥行き感のある写真になりました。

 

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ワインボトルがシャープに写る

 テーブルフォトよりも少し距離を離して3メートル先のワインを撮ってみました。ピントはワインクーラから少し見えているワインボトルの緑のキャップ。これもシャープに写っています。背景はしっかりボケています。ワインボトルがしっかり強調できた写真になりました。

 

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カラフルな被写体もしっかり写る

 ピクルス屋さんの棚を斜めに撮りました。ピントは奥に合わせています。ピクルスの瓶がカラフルで、ともするとどこを見て良いか分からない写真になりがちですが、棚の手前(写真左)はボケているため、ピントの合った写真の右側に視線が向きます。

 

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人物も際立つ

 人物も撮りました。ボケもあって人物が浮き出て写ります。

 

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ボカさずに写した写真

 ボカすだけがレンズの表現では無いので、ボケのない写真も撮ってみました。絞り開放で撮っていますが、シャープです。さすが単焦点レンズ。

 

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風景もしっかり写る

 風景的なものとして六本木ヒルズを撮りました。絞り開放でもしっかり写ります。

 

まとめ

  マイクロフォーサーズのレンズOlympus M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8を買いました。このレンズは明るいだけでなく非常に軽量でコンパクトです。

  画質は、明るいレンズだけあってよくボケます。ボケるだけでなく絞り開放でもピントの合っている部分はシャープです。

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