記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

白黒写真の街

色彩の無い街だ。梶井基次郎が「檸檬」で街から色彩が消えたと書いていたが、そんな印象の街。 白黒写真 日本の街は、グレーと茶色でできていることが多い。しかし、ここは茶色さえ見つからず。白黒写真をみるようだった。 使用機材 FUJIFILM ミラーレス一眼…

都会の商店街

都会の商店街。ゴミゴミとして洗練されていないところが親しみやすい。 神田商店街 商店街の空の抜けのなさを感じられるよう撮りました。特に電車が来るまで粘りました。 使用機材 FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T3 お題「カメラ」

銅板葺きのサカエヤミルクホール

銅板葺きの建物をみつけた。神田のサカエヤミルクホール。1945年創業だそうだ。75年前と思うと気が遠くなる。 サカエヤミルクホール 銅板葺きの緑色の壁と、コカ・コーラの赤色の組み合わせが面白いと思って撮りました。渋さを感じてもらいたい。 使用機材 R…

老朽化と無骨さ

1919年(大正8年)に神田駅が開業した。今から100年前の話だ。東京の都市インフラは開発が早かっただけに設備の老朽化も激しい。効果の無骨な補強もその老朽化を想像させる。 神田の高架下 高架を支える鉄の柱がカッコ良くて撮りました。手前の柱が黄色と黒…

神田のそば

高架下に古い店が並んでいると撮ってしまう。歴史があり、その時間だけドラマがありそうだから。 高架下 JR神田駅の高架下に立ち飲み屋や蕎麦屋があり撮りました。暗い場所で昼間でもライトが付いています。 「神田そば」の文字がバッチリはいることを意識し…

アジサイと背景

山でアジサイを撮った。 写真の撮影スタイルには、セットアップとスナップがある。セットアップは、被写体を触るし、光も触る。スナップは被写体をあるがままに撮影する、カメラマンの都合で触ったりしない。 芸能人を撮影するときにメークさんや衣装さんが…

分かれば簡単、写真の加工の考え方をまとめる

写真のレタッチの難しさは、絵を描く難しさと同じだ。 絵を書くことを想像して欲しい。画面のどこに人物を配置して建物はどこに配置するのか、その建物は何色で、色鮮やかさはどれくらいで、明るさは何色なのか、すべてを描き手が決めなければいけない。ここ…

ヨコハマチャイニーズデート

水辺には魔力がある。水面を眺めるだけでデートになる。見飽きない表情が水にはあるから。 デート カッチリ構図を作っています。垂直水平をばっちりとり、欄干を斜めに入れてリードラインにしています。リードラインを辿った先にあるチャイナドレスの脚に目…

良くデザインされた場所

東京駅は、外国人観光客にも人気のフォトジェニックな場所だ。中でも、一番写真映えするのが、東京駅舎の天井だと私は思っている。これをデザインしたデザイナーに驚嘆する。 東京駅天井 東京駅の丸の内側の改札を出ると写真のような天井が見えます。とても…

夜の帳(とばり)

日が暮れて灯りがともる。太陽による明るさが残る中、人口のランプの光に切り替わっていくこの時間が好きだ。 ぷかりさん橋 手前に欄干を斜めに入れた構図にしました。これが無いと近景が寂しい。 使用機材 NIKON D90 お題「カメラ」

夕暮れ

夕暮れは色も美しいけれど、雲が綺麗。 ヨコハマの夕暮れ 画面右下から奥に伸びる欄干がまっすぐになるよう意識して構図を作りました。 使用機材 NIKON D90 お題「カメラ」

階段上下の対比

階段を見ると撮ってしまう。こういうのが積み重なってテーマになっていくのだろう。 階段 階段の下に植物があり、階段の上に赤色のバイクがあり、その緑と赤の色が面白いと思って撮りました。 使用機材 NIKON D90 お題「カメラ」

若葉色

梅雨の時期は、植物の緑が美しい。雨が多くて若葉が伸びるからだ。 春に芽吹いた新緑は、ゴールデンウィーク頃にいったん緑を濃くするが、梅雨の時期にまた若葉色になる。 雨上がりの緑 カメラ片手に散歩をしていると、ついつち目が被写体を探します。そうし…

雨のお出かけ

雨の日の写真は面白い。いつもと違う写り方をする。 厚い雲を通った光は柔らかく、その上、濡れた路面は光を反射して、壁際まで光が回る。そんな中で撮った写真には柔らかな光のグラデーションが写る。 光のグラデーション 人物の影から分かるように、少し逆…

チョコレートケーキが好き

酒飲みは甘いものが苦手。それは固定概念だ。 チョコレートケーキには洋酒入りのものがたくさんある。これにウィスキーが合わない訳が無い。 チョコレートケーキ&ウィスキー 突然チョコレートケーキが食べたくなって、車を走らせケーキ屋に。良いケーキ屋が…