記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

理論

「じゃない写真」と「13歳からのアート思考」で最先端の写真表現を知る

じゃない写真:現代アート化する写真表現 作者:渡部さとる 梓出版社 Amazon 渡部さとるさんの「じゃない写真」は、最先端の写真表現の様子を教えてくれる。 スマートフォンなどで写真を撮る人は多いと思う。そのたいていの人は「あれ?」と思う内容だ。誤解…

「日常写真が楽しくなるノートブック」の真似をしたら、本当に楽しくなった。

(ぽち袋の型紙ダウンロード)日常写真が楽しくなるノートブック 作者:鈴木さや香 インプレス Amazon ここのところ夢中で真似している本が、この「日常写真が楽しくなるノートブック」。撮った写真は、「楽しい日常写真」でまとめた。 普通の写真の撮り方本は…

有効口径とは何かを、すごく簡単に説明

カメラのレンズを調べていると、「有効口径」という言葉が出てきます。これは何でしょう?レンズの口径(直径)と何が違うのでしょう? wikipediaを調べると、下のような難しい説明が出てきます。 有効口径とは、レンズの光軸上無限遠の位置にある点光源を想…

F値が小さいとボケる理由をすごく簡単に解説

カメラのレンズを、明るい・暗いと表現することがあります。また、明るいレンズをF値が小さいと言ったりもします。そして、明るいレンズはよくボケるとも言います。この、明るい=F値が小さい=よくボケるという関係を記した記事は、アクセスが多く、みんな…

「写真を撮りたくなったら読む本」の感想(レビュー):掲載写真が豪華で、何度も見返してしまう。

タイトルにやられて、この本を買った。「写真を撮りたくなったら読む本」、素敵なタイトルだと思わないかい? それに著者が外国人というのも気に入った。アメリカ人やイギリス人のYoutubeを見ると、写真の撮り方が日本とはずいぶん違うのが分かる。ちなみに…

ヒガンバナ(彼岸花)の撮り方のコツ

この時期に一斉に咲くヒガンバナは、桜と同様に毎年撮りたくなる被写体です。ヒガンバナの撮り方のコツをまとめておきます。 ヒガンバナの花の特徴は二つありますので、これらが映える構図を狙うのが良いでしょう。 特徴的な形をした花形 鮮やかな赤色 花形…

蓮の撮り方

1/250sec, f 4.0, ISO200 蓮を撮っていて思うのは、注意することが2つあるということ。 一つ目は、背景の選び方。空ヌケを狙うか、葉を背景に置くかの2択になると思います。花の色を綺麗に出すには空ヌケはうまくないように思います。葉を背景に置くと、花…

構図の話。巨大オクラは雨上がりのように

記事のタイトルは「恋は雨上がりのように」のオマージュです。 今年の夏は初めてオクラを植えました。大変よく育つ植物でたくさんオクラが獲れます。それで最近は毎日オクラを食べています。 オクラの実はとても成長が速くまた実が大きくなり過ぎると硬くて…

「プロの撮り方 構図の法則」:何度も読み返せる名著

プロの撮り方 構図の法則 作者:リチャード・ガーベイ=ウィリアムズ 日経ナショナル ジオグラフィック社 Amazon "すぐに役に立つものはすぐ使えなくなる"、 認めなくはないのだけれど真実だと思う。本当に大事なことは、理解するのに時間がかかるし、それを…

ヒマワリの撮り方、応用編

先日、ヒマワリの撮り方をまとめた記事を書きました。撮り方の基本としてはきちんと書けたので、今回は応用編を書いておこうと思います。 ヒマワリの撮り方、応用編 たくさんのヒマワリに一工夫 たくさんのヒマワリを入れた写真の基本 ヒマワリ畑の写真でよ…

ヒマワリの撮り方

最近、ヒマワリの撮り方をつらつらと考えています。トリッキーな撮り方ではなく、定番の撮り方を中心に。 まず、大事なことから確認。 ヒマワリのイメージは何でしょう? 夏、元気、力強さ等、ポジティブなイメージでしょうね。こういったイメージで写真を撮…

絞り開放で撮るだけが全てではない

絞り開放で写真を撮るのは難しい。 最近のレンズは良く出来ていて、絞ったときの画質はどのレンズも素晴らしく甲乙つけがたい。そのため、レンズレビューなどは絞り開放での画質を評価することが殆ど。 一方で、絞り開放で撮ることは、撮り手にも技量を要求…

前ボケ桜

ネットに情報が溢れていて、知っていることは増えたのですが、ちゃんとやったことのない事が多い。 そんな、知っているけれどちゃんとやったことがない事の一つが、前ボケを使った撮影です。ちょうど下の記事をみつけたので、桜を前ボケを使って撮ることにし…

グラデーション

光を見る。写真を撮る基礎技術としてよく言われる言葉だ。 光の方向を見ること、光の硬さを見ることだと思っていた。最近、Youtubeを見ていて、グラデーションという言葉を知った。 グラデーションとは明るさが場所によって少しづつ変わるという意味のようだ…

料理撮影方法の決定版、たったこれだけ覚えておけばOK

大御所のカメラマン渡部さとる さんのYoutube動画で料理撮影方法を紹介していました。とても良くまとまっており、参考になるので紹介します。 誰でも撮れるレストランxメニュー撮影12のポイント ここで紹介している12にのコツは、1~4が撮影場所の選び方、…

私が物撮りの練習で参考になった動画たち

ステイホームということで、物撮りの練習をしています。ただ知識が無いので、Youtube動画をたくさん見ています。その中で、勉強になった動画を記しておきます。 (1)立体感と影、明るさのバランスを取る ネットでは「料理写真は半逆光で撮ると、美味しそうに…

写真を撮ることは、読書感想文を書くこと

写真を撮ることは、読書感想文を書くことに似ている。 桃太郎を読んだ感想文はたいてい決まっていて、”桃から生まれることが面白い”、”キジ猿犬をお供にするのが面白い”、”鬼を退治するのがかっこいい”のどれかだ。 でもよく考えたい、桃から生まれることの…

ピンボケのオレンジジュース

カメラのオートフォーカスが合わせるピント位置は、実は最適でないのかもしれない、という内容です。 ごくごく基本的なスキルで、あいつはレベルが上だと感じることがあります。 スポーツで全国レベルの選手と試合をして、技術以前に相手の動きの速さが自分…

料理は半逆光で撮る、でもそれだけじゃない美味しそうに撮るコツ

外出自粛ということで、料理や物を撮って遊んでいます。 ”料理は半逆光で撮る”、というネットの情報を良く見かけますが、これだけでは実は上手に撮れません。色々やってみて分かったことを言語化しておきます。 料理を撮るときの設定は最適値が決まっていて…

ネコ百変化

物撮りをして遊んでいます。ちょっと面白いことをみつけたので、ここでシェアします。少しの違いで写真の写りが変わる。そんなマニアックな話なので、ゆっくり読んでください。 下の写真を見てください。右のネコと左のネコで、顔が違うことが分かりますでし…

家にいるからこそ読みたい写真の撮り方の本、ベスト3

COVID-19感染対策で家にいる時間が増えています。せっかく家にいるのですから、カメラの本を読み返しています。私は、写真の撮り方に関する本をよく読むのですが、良書はそれほど多くはありません。そこで、選び選んだ良書をご紹介します。 第一位 「いい写…

空のリードライン

他の方の写真をネットで見ていて、電線をリードラインに使っている構図の写真をみつけました。すごいなぁ、こういうのアリなんだと感心し、チャンスがあれば真似しようと思っていました。 そうしているうちに、ついに良い感じの電線をみつけ、撮ることができ…

少し分かった「光をみつける」の意味

「光をみつける」と、写真を撮るときによく言われる言葉です。この言葉ってどうも抽象的で、私は良く分かりません。今日、Youtubeで動画を見ていて少し分かった気になりました。 youtu.be 「光をみつける」「光を探す」と言われると、私は、どんな光を探すの…

ワンパターン写真から卒業、満開の桜を色々な構図で撮りたい

見えたようには撮れない桜の写真 満開の桜を見るとなんだかウキウキしますよね。そして夢中で写真を撮ったります。でも、撮れた写真を見るとなんだかパッとしない出来栄えでガッカリします。 一番ありがちなのは、ワンパターンな写真になること。桜の花は綺…

ポートレートの新しい構図

【必見】50mmレンズでボケを最大限に活かしたポートレートを撮影する方法 ポイントはハイアングルで背景に坂をつくる 目の高さまでグラデーションのボケを魅せる ポートレートの構図の提案をしているYoutube動画をみつけました。 ポートレートの王道…

デジタル写真の色を極める!「写真の学校」:トーンカーブについて豊富な説明をしている本

『デジタル写真の色を極める!「写真の学校」』は、トーンカーブの理論本です。 写真の本には2種類あって、レシピ本と理論本です。レシピ本というのは、インスタ映えする写真を撮るには、理屈はともかく(派手な色の食品を斜光で撮りましょうなど)とにかく…

光を見てますか? 写真の撮り方

富士フィルムのカメライベント Fujifest Glocal 2019に行きました。 delight.hatenablog.com そのイベントで、プロカメラマンと一緒に歩くフォトウォークに参加させて頂きました。その中で、プロカメラマンが盛んに言っていたことが、「光をみつける」という…

くまモンで構図を考えました

今朝、くまモンの写真をアップしました。 この写真は自分的には割と考えて撮っているので、語りたくなりました。雑談だと思って見て頂けると嬉しい。 delight.hatenablog.com はじまりは、くまモン 東京丸の内、ここは日本最大のビジネス街で、「丸の内のOL…

誤解の多い三分割構図

絵画の構図には理論がある。リードライン、ビジュアルウエイトなど。一番有名なのは3分割構図であるが、誤解も多い。

関連性=1+1を3にすること

緑の中を飛ぶ鳥をみつけた。 緑の中を飛ぶ 写真雑誌で”関連性”という言葉を目にします。1+1が3になることだと思っています。標識とイチョウの木はもともとなんの関係もありませんが、上のように並べると相乗効果で、緑の中を飛ぶ鳥のように見えます。 使…