記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

写真の撮り方 絞りとシャッター速度の話

 絞りを開ければ背景がボケて、シャッター速度を遅くすれば被写体ブレが撮れる。そんな話は今更なのでほかのブログに任せるとして、基本的な値をまとめようと思う。定番のパラメータを知っておくと、カメラ設定が速くできるし、定番を外した時にどんな写真になるか想像がつきやすい。

 

F値

シーン別にまとめると

  • 風景を撮るとき:f11-f16
  • 街なかスナップを撮るとき:f8
  • ポートレートを撮るとき:f5.6
  • 花を撮るとき:f4

 

シャッター速度

手振れしないシャッター速度は 1/焦点距離。これを確保したうえで、被写体ブレしないシャッター速度は

  • 歩いている人:1/125-1/250
  • スポーツをしている人:1/1600
  • 車や電車:1/1250

 

補足

 私は、街中スナップを撮るときは1/250sec, f8で撮りたいと思っています。そうは言っても雨など暗い日は、ISO感度との兼ね合いもあって1/125sec f5.6で撮ることも多い。逆に晴れの日で空を写したいときは 1/500sec f8 iso200で撮るときが多い。

 

 また、花を撮るときは絞りを開け過ぎないように気を付けています。例えば下は直径4cmほどの小さい花ですが、f2.8で撮ったところ奥の花弁がピンボケしてがっかりしています。f4まで絞ればよかった。。

f2.8では、手前の花弁はピントが合うが、奥の花弁はピントが合わない

 

まとめ

 カメラのパラメータを覚えなくても写真は撮れるけれど、定番な値をいくつか覚えておくと便利。