記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

光りを見る練習

 ザッハトルテ(チョコレートケーキ)を被写体にして物撮りの練習をしました。以前やった写真が上手くなるワークの続編です。今回は、光を見る練習です。

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物撮りの練習

 

 黒い机の上に黒いお皿を置いて、その上にザッハトルテを載せます。こうすると、被写体全体の色が少なく明度の幅も小さいため、光の当たり方が良く分かります。今回は光を見る練習なので、フォークや花、布などの添え物は無しです。添え物があると、気が散りますから。

 

 また、オートで撮ると集中力が下がるので、露出もピントもマニュアルで行います。

 露出は、カメラのヒストグラムを見ながら黒潰れしない値に設定します。今回はシャッター速度1秒、絞りf/5.6、ISO感度500の設定が多かった。

 ピントは、フォーカスピーキングを見ながらどこに合わせるか自分で決めます。

 

 後は、光の方向を変えながらどこが明るくなるかを確認しつつ、自分の好みの構図でシャッターを切るだけです。

 このどこでシャッターを切るかは、好みなので正解はありません。それだけに難しいのですが、、、。

 

まずは、順光から撮っていきます。手前側のケーキの断面が明るく写ります。

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順光

 

 次にサイド光。ケーキの右側から光が当たっており、右のエッジ部分が明るく写ります。

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サイド光:右から

 

 同じくサイド光ですが、ケーキを180度反対に向けます。ケーキの上側エッジが明るく写ります。

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サイド光:右から

 

 次に逆光です。ケーキの上側が光ります。

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逆光

 

まとめ

 光を見る練習のため、ザッハトルテを撮りました。

 黒いお皿の上に載せると色が暗色に限られて光が見やすい。

 

 こうやって光の当たり方を変えて撮っていって、一番好きな写真が下です。

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完成