記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

いまさら買ったコンパクトデジカメ(IXY210)が結構良かった。

 いまさらですが、コンデジを新しく買いました。買ったのはCANONのIXY210。

 買って最初に驚いたのは、外箱の小ささ(笑)。文庫本よりも小さい。もちろん高さは何倍もありますけどね。

外箱

IXY210の外箱

 

 サッサっと開封すると、中は普通のコンデジです。手に取ると、軽い!さすが122g。iPhoneよりも軽いです。

開封したIXY210

 

 

 さて、いまさらコンデジを買った理由は、ズームの付いた軽いカメラが欲しかったから。スマホで写真を撮っても良いのですが、ズームが欲しいときってやっぱりあるんです。

 そこで、重さが100gちょっとで、ズームと手振れ補正がついているカメラを探し、IXY210にしました。

 

 使ってみて、一番驚いたのは、電源ONからの起動の速い事。仕様をみると、1.1秒で起動するらしい。速い!

 とりあえず試し撮りをしてみると、こんな写真が出ました(ブログ用にサイズを小さくする以外は画像をいじっていません)。フルオートでシャッターを押しただけですが、なかなか綺麗に撮れます。緑が鮮やかなのは、カメラが風景だと判断して鮮やかに仕上げたのでしょう。

試し撮り

公園で試し撮り

 

 

 この日は、雲一つない晴天だったので、青空に向けて撮ってみると、これまた綺麗に撮れます。空が青く撮れると、気持ちの良い写真になり、嬉しい。

空が青い

 

 ところで、上の写真は望遠端(焦点距離 換算240mm)で撮ったものですが、しっかり写ってびっくりしました。実のところ、望遠端で撮ると解像度の低い写真になるのだろうなぁと期待していなかった。最近のコンデジは侮れません。

 望遠端の次は広角端(焦点距離 換算24mm)。広角端で撮ったのが下の写真です。こちらも、良く写ります。こういう小さいものがたくさんある風景って広角で撮りたくなりますよね。

花が画面に溢れる

 

 家に帰って、テーブルフォトも撮ってみました。シャトレーゼで買ってきたケーキです。

 実は、料理写真はコンデジの方が撮りやすいと思っています。一眼ミラーレスだと、背景がボケてしまわないように結構絞るので、シャッター速度が落ちてブレブレになりやすいです。

テーブルフォト

 

 

 ここまでは、フルオートで撮った写真ですが、フィルタ機能を使って遊んだ写真も紹介します。

 下はジオラマモードで撮ったもの。ジオラマモードにすると、写真の上の方と下の方をボカして仕上げるようで、面白い写真になりました。左上に足が写っているところが好きです。

ジオラマモード

 

まとめ

 今更ですが、コンデジを買いました。カメラを選ぶ際に、軽いこと、手振れ補正があること、ズームができることを重視しました。そうやって選んだIXY210はかなり良いです。2万円以下のデジカメとしてはかなりお勧めです。

 ズームレンズがついているのはやっぱり便利で、下のようなミニマルフォト風の写真も楽々撮れます。

ミニマルフォト

ミニマルフォト?

 

サンプル写真

 私がIXY210で撮ったサンプル写真を貼っておきます。何かの参考になると嬉しいです。

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空を見上げて藤の花を撮ってみた、色が綺麗に写ります。

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ハナミズキの花の透明感も綺麗に写ります

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広角側を使うと、木とその陰の両方を写せます


おまけ:どうでもよい話

 最近のカメラはどれを使っても良く写るので、スペック的なものは割とどうでもよいのですけど、ちょっと驚いたところだけ。

 IXY210は、1/2.3型で2000万画素のセンサーを積んでいます。1画素当たりの面積が1.5(μm^2)しかありません。この画素サイズでAPS-Cセンサーを作れば、は画素数は2.6億画素になってしまいます(フルサイズだと画素数は5.9億画素!)。サイズが小さいと製造歩留まりも良いでしょうからこそ作れるセンサーですね。

 

センサーサイズ
センサー種別 横(mm) 縦(mm) 面積(mm^2)
35mmフルサイズ 36.0 24.0 864.0
APS-C 23.6 15.8 372.9
フォーサーズ 17.3 13.0 224.9
1/2.3 6.2 4.7 29.1