タイトルにやられて、この本を買った。「写真を撮りたくなったら読む本」、素敵なタイトルだと思わないかい?
それに著者が外国人というのも気に入った。アメリカ人やイギリス人のYoutubeを見ると、写真の撮り方が日本とはずいぶん違うのが分かる。ちなみに、日本でいう”スナップ写真”というジャンルは他の国にはない、というのは有名な話だ。また、アメリカ人は、日本人の写真はセンチメンタル過ぎると思うようだ。要するに、日本以外の写真があるということだ。
この本、サブタイトルが「最高の一枚を巨匠に学ぶ」とあるように、サンプル写真が全て有名な作家のものである。しかも、日本人以外のものがほとんど。Instagramで見る写真とは一味違う。
この本は、写真の撮り方を教える本だが、サンプル写真の豊かさが他の類似本とは異なる。何度もサンプル写真を眺めて、楽しんでいる。