記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

ヒマワリの撮り方、応用編

 先日、ヒマワリの撮り方をまとめた記事を書きました。撮り方の基本としてはきちんと書けたので、今回は応用編を書いておこうと思います。

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ヒマワリの撮り方、応用編

 

たくさんのヒマワリに一工夫

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たくさんのヒマワリを入れた写真の基本

 

 ヒマワリ畑の写真でよくある構図が、上のようにたくさんのヒマワリを一枚の写真に写した構図です。望遠レンズを使えば、誰でも撮れる平凡な写真なので、一工夫したいところです。

 

 そこで、ひまわり畑の背景に工夫をした写真が下です。

 ひまわり畑の後ろに柵を入れて撮りました。柵を入れることで畑がキチンとしている感じが出て、そのキチンと感とヒマワリのランダム感が良い対比になりました。

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ひまわり畑の後ろに柵を入れた

 

 一枚目の基本写真は、どのヒマワリも平等に写しているのですが、一つだけの花に注目して撮ったのが下の写真です。

 下の写真では、真ん中の花に視線が向かって、見やすい写真になります。

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一つの花に注目して撮った

 

 これまでは、花を正面から撮っていたのですが、後ろから撮ったのが下の写真です。これは真ん中の花の花びらが逆光で輝いていて美しかったので撮ったものです。

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たくさんの花を後ろから撮った

 

綺麗な並びの花を探す

 ヒマワリの写真というと、一輪に注目するか、多くの花を写すかのどちらかが多いですが、そうではなくて5輪程度の花のかたまりに注目すると印象深い写真になります。下の写真は、EXILEのチューチュートレインに見えたので撮ったものです。

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数輪の花の並びが面白い

 

元気なヒマワリをやめる

 ヒマワリというと”元気”のイメージで撮ってしまいがちですが、そうではなくて寂しいイメージで撮ったのが下の写真です。

 夕日のもとでヒマワリが、一日の終わり、そして夏の終わりを暗示しているように見えたので撮りました。

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夕日を浴びるヒマワリ、一日の終わりの寂し気なイメージ

 

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夕日もグッと落ちてから、ヒマワリを撮る

 

まとめ

 ヒマワリの撮り方の基本編に続く応用編を記しました。

 定番構図を敢えて避けて別の構図を探すと新しい発見があります。