記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

最近良いなと思った動画

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聞いて覚えるカメラ塾フォトコンテスト結果発表!

 

 最近、Youtubeを見ていて、上の動画をすごく良いと思いました。

 これは、オンラインプライベート写真紺テンスとの結果発表しているもの。コンテストのテーマは「花」。視聴者にInstagram/Twitterで写真を応募してもらい、Youtube動画の主(しよりさん)が、勝手に入選作品を決めるというものです。

 

 動画を見る前に、皆さんだったら、テーマ「花」で応募するとしたらどんな写真を出すか想像して欲しい。その方が楽しめると思います。

 人それぞれに構図の作り方に癖や得手不得手があって、自分の撮る写真ってパターンが決まってくるものです。だから、他人の写真を見ると、自分とは違った構図の写真を見ることができ勉強になります。

 

 上の動画は、二つの点で良いと思いました。

  • 数枚の写真が入選として選ばれたのですが、それらの方向性が夫々違っていてバリエーション豊かな写真を見ることができます。
  • 入選写真の一つ一つにYoutube主(しよりさん)が、良いポイントの解説を述べていくのですが、それがとても分かり易く、その写真を真似しやすい(例えば、2枚目の写真に対して、”主題が自然物なら背景を人工物にする、主題が人工物なら背景を自然物にする、そういう対比をすることで強い写真になる”と言ってます。ここまで噛み砕いて説明してもらえると、分かり易くそれをマネしやすい)

 

 私は、この動画を見て、色々な写真の撮り方があるのだと感心しました。そして、珍しい被写体を探そうとするのではなく、自分の中で色んな見方を探すのだというMarcel Proustの言葉を思い出します。

 The real voyage of discovery consists not in seeking new landscapes, but in having new eyes.(発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。新しい目を持つことなのだ。)

 

 まだまだ試していない撮り方がたくさんある、そんな風に思いました。