記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

モダンタイムス

「どんな人間でも、毎日、先生、先生と呼ばれていたら、絶対に歪むんだ。学校の教師、医者、代議士、弁護士、作家、みんなそうだ。『先生』という言葉にまとわりつく、胡散臭い上下関係が、人を傲慢にする。謙虚さを奪っていくんだ。」

これは伊坂幸太郎の小説「モダンタイムス」の一節。

 

作家であり、自身も「先生、先生」と呼ばれている伊坂幸太郎が、こう書いている点が面白い。

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