記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

雨続き

 6月下旬に差し掛かっているにもかかわらず、まだ梅雨入りしていません。しかし、雨の日が増えてきたので、もうすぐ梅雨入りするのではないでしょうか。

 雨降りの翌日に、植物を観るといつもとは違う表情を見ることができます。葉の縁に並んだ水滴はまるで飾りのようで面白いですね。一方で、葉の縁がギザギザしているからこそ、そこに水滴ができるのですが、このギザギザが何のためにあるのでしょうね。ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えて頂けると嬉しいです。

 下の写真は、レディエマハミルトンという名のバラで、葉が銅葉でカラーリーフのように見えます。

 水玉を写真に撮るコツは、水玉が最も輝く角度をみつけることだとよく言われます。具体的には、半逆光で背景が暗いときが水玉が輝いて写る気がします。ただ、水玉だけを写すと単調になりがちです。そのため、周囲の状況も取り入れて構図を考える必要がありますが、理想的なシーンに出会うことは稀で、どこかで妥協する必要が生じます。その妥協の仕方が撮り手の個性を表すとも言えます。

 

使用機材

RICOH GRD3