解像度が高いほど良いレンズだ。そう思っている人は多い。
解像度の高い低いは価値ではなくて個性だ。解像の低いレンズでなければ撮れない写真がある。事実、レンズの解像度を下げるテクニックを集めた本もある。
BOKEH PHOTO FAN (ボケ・フォト・ファン) (玄光社MOOK)
- 作者: 堤一夫
- 出版社/メーカー: 玄光社
- 発売日: 2017/06/29
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る
解像度の低いソフトフォーカスのレンズを得意とする人もいる。この方の写真は、まるで絵画のように美しい。
さて、上の本を見て、ソフトフォーカスで遊んでみました。レンズにアルミホイルをかぶせて、真ん中に針で穴を開けて撮るとソフトフォーカスになります。穴の大きさや、絞りの設定にコツが少しいりますが、何度か試すとすぐ慣れます。
ソフトフォーカスだと、フォーカス位置で主題を目立たせるというテクニックが使えないので、構図を作るのが難しいですね。その難しさが面白い。
アルミホイルなので、太陽の光を上手に入れると、ハレーションが全開します。
使用機材
OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
OLYMPUS PEN mini E-PM2