記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

ソフトフォーカスに挑戦

  解像度が高いほど良いレンズだ。そう思っている人は多い。

 解像度の高い低いは価値ではなくて個性だ。解像の低いレンズでなければ撮れない写真がある。事実、レンズの解像度を下げるテクニックを集めた本もある。

BOKEH PHOTO FAN (ボケ・フォト・ファン) (玄光社MOOK)

BOKEH PHOTO FAN (ボケ・フォト・ファン) (玄光社MOOK)

 

 

 解像度の低いソフトフォーカスのレンズを得意とする人もいる。この方の写真は、まるで絵画のように美しい。

fulululu.hatenablog.com

 

 さて、上の本を見て、ソフトフォーカスで遊んでみました。レンズにアルミホイルをかぶせて、真ん中に針で穴を開けて撮るとソフトフォーカスになります。穴の大きさや、絞りの設定にコツが少しいりますが、何度か試すとすぐ慣れます。

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ソフトフォーカス

 

 ソフトフォーカスだと、フォーカス位置で主題を目立たせるというテクニックが使えないので、構図を作るのが難しいですね。その難しさが面白い。

 

  アルミホイルなので、太陽の光を上手に入れると、ハレーションが全開します。 

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ハレーション全開

使用機材

OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

OLYMPUS PEN mini E-PM2

お題「カメラ」