記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

秋と冬の境界

 紅葉は綺麗だけれども、もうすぐ散っていく葉だ。葉を失ったモミジの木は冬を感じるモノトーンの風景を作る。真っ赤に染まった一面の紅葉のから、葉を失ってモノトーンの風景へ変化していく。この大きなギャップも見落とさないでいたい。

 

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残り紅葉

 落葉した紅葉を見ると綺麗な色と形を残しています。散り際の紅葉も良く見ると綺麗な色と形をしています。

 紅葉を撮るときは綺麗な形をした葉を探して構図を決めますが、散り際の木は見過ごしてしまうことが多い。散り際の木を、秋と冬の景色の境だと思って探すと上の写真が撮れました。

 赤色とモノトーンの対比が際立つようにLightroomでレタッチして仕上げています。またフィルム調を意識して色やコントラストも調整しています。

 

使用機材

NIKON D90

 

お題「カメラ」