記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

イルミネーションを撮るコツは一つ

 クリスマスイルミネーションが輝く時期になりました。綺麗にイルミネーションを写真に撮りたいけれど、なかなか思うように撮れない人も多いようです。実は、イルミネーションを撮るにはコツがあります。 

 

  案外知られていないことですが、イルミネーションを綺麗に撮るにはピンボケさせるのがコツです。

 

 ピントがしっかり合ったイルミネーションの写真は、電球が光っている印象がしてがっかりします。そこでふんわりボケさせると、幻想的な写真になります。

 実際に写真を見てみましょう。

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ピントを合わせて撮ったイルミネーション、光の粒が小さくて雰囲気が出ない

 

次に少しピントを外します。

 

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少しピントを外すと、光が大きくなって幻想的に写ります

 

 ピントの外し加減はお好みで調整してください。さらに外すと、ぼやっとしすぎた印象になり、やりすぎ感が出ます。

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ピントを外しすぎると、ボヤーっとしすぎて印象が薄くなる

 

 ピントを外して撮影するにはマニュアルフォーカスに切り替えて、少しづつピント位置を変えた写真を何枚か撮るのが簡単。スマートフォンのカメラの場合は、イルミネーションの手前の物にピントを合わせて撮ると良い。

 

 イルミネーションを撮るためのレンズを使うと、それはもう本当に綺麗にイルミネーションを撮ることができます。下は、Trioplan 100/f2.8というレンズで撮ったイルミネーション。玉ボケが実に美しい。

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