記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

FUJIKINA 2019に行ってきた

 Fujikina2019に行ってきました。楽しかった。

fujifilm-x.com

 

今回の目玉は1億200万画素のGFX100(6月発売予定)。タッチアンドトライには多くの人が並んでいました。私も使わせてもらいました。中判サイズの撮像素子ならではの余裕の高画質。こういうカメラが出てくると、フルサイズカメラが霞んで見えます。私の隣でGFX100を触っていた初老の男性が、「いいね、買うよ」といって名刺を富士フィルムの職員に渡していました。カッコいい。

 

下の写真はGFX100で撮ったもの。JPEG撮って出しのレタッチなし。リサイズはしています。綺麗に写りますね。

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1億画素越えのGFX100

 

トークショウは、内田ユキオさんの話を聞きました。彼はお話が上手です。

面白かったのは2点。

  1点目は、最近ピントを外した絵作りを試しているそう。オートフォーカスではできないのでマニュアルフォーカスを使う。主題にきっちりピントを合わせるのではなく、3cmほど外す。そうすることで、主題が浮かび上がりすぎない。

  2点目は、人を撮る時の心構え。構図を作る時に場の雰囲気を表現すため人を入れることはよくある。そのとき、構図の道具として人を扱うのは悲しい。初めて会った人でも、その人と時間を共有したことを喜べる心構えを大切にしているそう。

 

まとめ

  今回のFujikinaは地下鉄の勝どき駅から15分弱と不便な場所で開催されている。でも、それを上回る楽しさがあった。おススメです。