視界の一部しか写らない。写真には制限がある。その制限があるからこそ広がりがある。写っていない部分を想像させる力が写真にはある。
世界で一番青い空はモノクロ写真に写る、確か内田ユキオさんの本に書いてあった言葉です。リアリティを追求しても人の想像力には及ばない、ならば具象よりも抽象にこそ現実感が備わる、そういうことだと解釈しています。
上は、下北沢駅にある横長の壁絵を撮ったもの。画面の切り方がとても素晴らしいので、是非一度本物を見に行って欲しい。
使用機材
FUJIFILM 単焦点標準レンズ XF35mmF1.4 R