記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

冬の駅

 雪国の駅、その窓から外を見ると、昼だというのに灯りをつけた電車が並んでいた。

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冬の駅

 

 お正月に雪国へ行きました。これは、その移動途中に撮ったものです。駅の通路の窓から外を見ると電車の灯りが目に入りました。関東とは色使いが異なり旅行に来ていることを感じます。

 

 上の写真は、陸橋を使った2分割構図で撮っています。2分割構図はどっちを見て良いか分からないため避けるべきという意見もありますが、上の写真では、色とコントラストの強さで下半分を見て欲しいことは伝わるでしょう。

 撮ったときは、電車の灯りと線路の曲線を狙ったつもりでしたが、後で写真を見返して、手前に電柱が多くあることに気付きました。おかげで面白い写真になったと思います。また、写真上部に、窓に付いた水滴が写りこんでいます。これも気に入っています。

 

 ところで、この写真はコンパクトデジカメで撮っています。コンデジはピントの合う範囲が広くて、手前の電柱から奥の線路までしっかりピントが合っています。これが、写真上部の雲の柔らかさとコントラストを出しています(これは偶然だけど)。

 

使用機材

Nikon デジタルカメラ COOLPIX S9900