記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

縦長写真の投稿のため、写真に枠をつける方法

 縦長の写真をブログやSNSに投稿しづらい。ブログでは写真の表示が大きくなり過ぎるし、Instagramでは写真の上下を切り落とされるときがある。写真が正方形になるよう枠をつける方法を記します。

 

 私は写真を撮るのが好きです。写真を撮っているうちに始めたこのブログも割と長く続いていると思います。それも、このはてなブログが使いやすく手間をかけずに記事を書けるからでしょう。

 ところが、ひとつ困ったところがはてなブログには有ります(正確には、はてなブログの問題ではなく私が使っているテーマの問題です)。縦長の写真を貼ると、写真全体が画面に収まりきらないことがあります(例えば先日の記事)。スクロールして写真を見なければならず、少し残念に思います。

 そこで、写真に枠をつける加工をしてみようかと思い、その方法を調べてみました。この手の加工をするアプリは色々ありますが、私の個人的な都合で使用するソフトはadobe lightroomです(それも古いバージョンのもの)。

 先に完成写真を貼っておきます。以下のような写真に加工をする方法を、ここでは書いていきます。

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縦長写真でも、ディスプレイ一画面に収まって表示される

 

使うソフトウエアとその機能

 Lightroom5のブックモジュールを使います*1

 

加工手順

 加工したい写真だけがLightroomのフィルムストリップに表示されるよう、フィルタを設定します(qキーで選択フラッグを立てて、フラッグの有無でフィルタをかけるのが簡単です。他にもいろいろなやり方があります。)。

 次に、ブックモジュールに移動します。画面右のパネルを上から次のように設定していきます。

 まずは「ブック設定」の項目

  • ブック : JPEG
  • サイズ : 正方形(小)

  次に「自動レイアウト」の項目 で プリセット> 自動レイアウトのプリセットを編集 を選択し、設定画面を表示します。

  • 右ページ > 固定レイアウト
  • 右ページ > 一枚の写真 (さらにレイアウトのテンプレート選択画面で、2行2列目を選択する)
  • 右ページ > 写真をズーム:塗り*2

 

このように設定してから以下のボタンを押すと、写真が加工されます。

  • 自動レイアウト > レイアウトを消去
  • 自動レイアウト > 自動レイアウト

 

加工結果が表示されますので、右パネルの下にある「ブックをJPEGに書き出し」ボタンを押すと、JPEGで書き出されます。

 

まとめ

 縦長の写真を貼ると、写真が一画面に収まらない問題を解決するために、写真に枠をつける方法を書きました。Instagramにアップする際にも使えそうです。

 

おまけ

 写真の枠に色をつけたり文字を入れることもできます。下の写真は、フォントにSegeo Printを使って文字入れしています。

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*1:最新のLightroomにブックモジュールがあるかどうかは調べていないです。すいません。

*2:フィットさせる を選択すると短辺側に余白ができます