記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

言語化できない写真

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言語化できない

 

 被写体に力があるとき、綺麗だとか珍しいとか、撮った写真を分析するのは割と簡単。一方で、ありふれたものを撮った写真に心を惹かれる時にはその理由を言語化するのは難しい。

 上の写真もそう。

 そもそも、なぜこれを撮ろうと思ったのだろうか?自分でも説明できない。左下から右上に伸びる植物のカーブが目に留まったのだけど、だからって撮らなくてよいのに、4カットも撮っている。自分が心地よい距離で1枚、寄って1枚、更に寄って1枚、引いて一枚。なぜこだわったのか自分でも説明できない。

 

使用機材

NIKON D90