記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

花を撮る練習

 綺麗な花をみつけて写真に撮る。みんなすることだと思うし、僕もします。先日撮った写真がこれ。

 

 写真を撮るときに、一枚撮って終わりではなく、何枚か撮りながら綺麗な角度を探すのが、コツだと思っています。しかし、言葉で言うのは簡単ですが、具体的にどうやるかは難しいので、私は、言語化することにしています。

 この記事は、何枚か撮りながらどう考えていたかを言語化したもので、この言語化自体が私の練習です。

 

最初の一枚

 花をみつけて綺麗だなぁっと思って撮った最初の一枚がこれです。綺麗に撮れていると思いますが、花の背景が分からなくて単調だと思いました。

花の背景が分からない

 

2枚目

 そこで、少し引いて撮ったのがこれです。花の葉が明るく写って、花が目立たなくなりました。ここで発見したことが一つ。花の後ろに明るい部分が少しあります、これを玉ボケにすると良い感じになる気がしました。

少し引いて撮った

 

3枚目

  背景の明るい部分を玉ボケにして撮ったのがこれです。玉ボケが左に写って、花の右側が寂しい気がします。そこで、玉ボケの位置を変えてみました。

玉ボケの位置が左にズレた

 

4枚目:完成

 玉ボケの位置を調整して撮ったのがこれ。一枚目と比べると良くなったと思っています。

完成

使用機材

NIKON D90