欠けることなく全てが見えるより、どこか欠けている方が面白いときがあります。欠けた部分を想像力で補うことができる、つまり遊びがあるからでしょう。
「一番搾り」だと思って私はこの写真を撮ったのですが、実は「り」はどこにも見えていません。ひょっとしたら「入」かもしれませんが、勝手に私の頭が「り」だと思ったのでしょう。
一方、このポスターは適当に貼られたものかと思いましたが、よく見ると、モデルさんの目が両方とも見えており、さらに歯もよく見える位置に貼られていることが分かります。ひょっとしたらちゃんと位置を計算して貼られたポスターかもしれません。
欠けた部分を頭は勝手に補いますが、こんな風に他の可能性を想像するのも楽しい。
使用機材