記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

視覚パズル

 欠けることなく全てが見えるより、どこか欠けている方が面白いときがあります。欠けた部分を想像力で補うことができる、つまり遊びがあるからでしょう。

 

 「一番搾り」だと思って私はこの写真を撮ったのですが、実は「り」はどこにも見えていません。ひょっとしたら「入」かもしれませんが、勝手に私の頭が「り」だと思ったのでしょう。

 一方、このポスターは適当に貼られたものかと思いましたが、よく見ると、モデルさんの目が両方とも見えており、さらに歯もよく見える位置に貼られていることが分かります。ひょっとしたらちゃんと位置を計算して貼られたポスターかもしれません。

 欠けた部分を頭は勝手に補いますが、こんな風に他の可能性を想像するのも楽しい。

 

使用機材

Nikon COOLPIX S9900