レンズの解像力を実測しました。フリーの解像チャートを使っていますので、他のサイトの実測値との比較はできないことに注意してください。
レンズの解像力
一般に、写真中央の解像力が一番高く、端に行くほど低くなります。また、絞りの値はF5.6~F8で解像力が最高になります。また、被写体の模様の方向によっても解像力は変わってきます。
このように変数が多いので、きちんと測ろうとすると意外に大変です。レンズメーカーが発表しているMFTチャートは実測ではなく設計にもとづくシミュレーション値であるのも、実測が大変なためです。
解像チャート
ネット上のフリーの解像チャートのPDFをダウンロードし、プリンタで印刷したものを撮影することで測定しました。

実写の結果
最近のデジタルカメラは本当に良く写るため、等倍拡大してやっと解像しているかどうかが判断できるレベルです。そこで、拡大画像を貼っていくことにします。
スマートフォン
私の使っているスマホカメラ(1200万画素の画像:カメラの画素数は5000万画素、それをクアッドピクセルで1/4にしたもの)の撮影結果です。このスマホはレンズが二つついていて、常用焦点距離と2倍焦点距離を選べます。測定結果から常用焦点距離の方が解像しています。




コンパクトデジタルカメラ キヤノンIXY 210
キヤノンのIXY210での測定結果です。RAW出力できないため、最高画質でのJPEG撮って出しです。ズームレンズ搭載なので、焦点距離を変えながら測定しました。
結果は、焦点距離が短いほど解像力が高いです。焦点距離を長くするほど解像力が下がります。また、最短焦点距離でスマホとコンパクトデジタルカメラIXY210を比べると、IXY210の方が少し解像力が高いです。








1眼カメラ単焦点レンズ 富士フィルムXF35mm F1.4R
富士フィルムの単焦点レンズXF35㎜ F1.4Rを、富士フィルムX-T30 IIIに付けて測定しました。ISO感度は最低感度のISO160に設定しています。絞り値を変えて測定ぢました。
f1.4では中央部分はよく解像していますが、左上部分はかなり甘いです。f8になると中央部分も改善しますが、左上部分の改善が大きいです。




まとめ
解像チャートを使ってレンズの解像力を測りました。レンズの解像力は焦点距離や絞りの値によって変化するので、自分のレンズの一番綺麗に写る場所(スイートスポット)を知っておくと、写真のレベルが上がります。