上手な写真が撮れるようになりたくて、365日以上連続でこの写真ブログを書き続けています。その間、色々な書籍を読んできました。読んだものの中で役に立った本は別エントリにまとめています。
今でも何か良い情報が無いかとネットや本を探しています。最近、良い本だと思ったのが、「すずちゃんの理解して学ぶカメラとレンズ」。著者のすずちゃんこと、鈴木知子さんは、スナップを得意とするプロフォトグラファ。毎日写真をアップするブログ「すずちゃんのカメラ!かめら!camera!」も書いています。
この本は、スマホから一眼カメラにステップアップして中級者になりたい人が読むととても参考になります。なんといっても、必要な情報が全てこの一冊に入っていて、しかもネットではみつからない貴重な撮影テクニックもちりばめられています(私も知らないテクニックがいくつもありました)。
- 例えば、望遠レンズを使うと圧縮効果が得られて、背景がグッと主題に寄ってくることは誰でも知っています。では、どんな背景を選ぶと圧縮効果を最強に使えるか知っていますか?
- あるいは、対角線構図は三分割構図と並んで有名な構図ですが、どんなときに対角線構図を使うと効果的か知っていますか?
色々知らないことがある中で、特にモノクロ写真を撮る場合の被写体の選び方と背景の選び方に関する情報が、私には特に役に立ちました。こういうのはネットに無い情報なんですよね。
この本の表紙はほんわかしたデザインのため、一見、初心者向けのように見えますが、NDフィルタの使い方、RAW現像の仕方なども含んでおり、中級者を目指したい人に向けて、カメラと撮影テクニックの情報を網羅しています。普段ネットで情報をつまみ食いしていると、実は知らないままになっていることは多いものです。このような網羅性の高い本を読むと、知らないことが多いことに気づきます。
すずちゃんの理解して学ぶカメラとレンズ (上達やくそくBOOK)
- 作者: 鈴木知子
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2018/11/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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