マクロLEDリングライトを2千円ちょっとで買いました。
SHOOT LEDリングライト 32球一眼レフ用マクロリングフラッシュ 8交換リング付きストロボ for Canon Nikon Sony Olympus Pentax
- 出版社/メーカー: SHOOT
- メディア: エレクトロニクス
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マクロLEDリングライトとは?
物撮りなど、カメラを被写体に近づけて撮るときってカメラ自身が影を作るため、うまく撮れないときがあります。そんなときに便利な照明がマクロLEDリングライトです。
開梱の儀
外箱を見ると、使い方がほぼ分かります。こんな感じでカメラに付ければOK。
箱の中には、リングライト、制御ボックス、そして取り付けアダプタ(各種大きさ別に8個)が入っています。リングライトにはオレンジ色のカラーフィルタがついており、これを外すと白色光となります。
カメラへの取り付け
まず制御ボックスに単3電池を4本入れます。カメラから給電するのでなく独立した電池を積むので、カメラのバッテリ消費を気にせず使うことができます。
アダプタをカメラのレンズにねじ込みます。レンズの内側にはネジが切れており、そこにクルクルとまわしながら取り付けます。
アダプタをレンズにつけたら、これにリングライトを付けます。下の写真はカメラに取り付けた様子。オレンジ色のカラーフィルターは外しています。
下の写真で、左上が明るくて右下が暗いのは、私の影がカメラにかかっているためです。リングライトが無いと、こういうことが良く起こります。
下の写真は、制御ボックスの様子。これをカメラのホットシューに付けます。ちなみに、下の写真はこのマクロLEDリングライトを使って撮っています。光が一様に回って撮りやすい。
使い方は、
- ON/OFF 長押しでリングライトの電源の入り切り
- LIGHT 常時点灯モード(ビデオ撮影に便利です)
- MODE 全灯、右半分点灯、左半分点灯のモード切替
- PILOT テスト発光
- 左右の矢印 発光パワー調整
- SET 長押しで設定ロック
直感的に操作できて簡単。
テスト
早速テストしてみました。
上が、リングライト無しで撮影したもの。写真の下半分に私の影が落ちていて、素人っぽい仕上がりになりました。被写体の手前側が明るくなるよう撮るためには、カメラマンの背中側に灯りが必要になり、どうしてもカメラマンの影が被写体に落ちます。
一方、下のリングライトを使った写真は、綺麗に光が当たっています。
ちなみに、上のリングライト無しの撮影では 絞りf2.2,シャッター速度1/22秒、下のリングライト有りでは絞りf5.0シャッター速度1/100秒です。リングライト無しでは、手振れをしないようシャッター速度を稼ぐため絞りを開けており、被写体全部にピントを合わせることができませんでした。それに対して、リングライトを使うとしっかり絞ることができたため、被写体全部をボケなしで撮影できました。
使い方のコツ
フラッシュ撮影に慣れた人は、マニュアル露出で撮影できると思います。リングライトもそれと同じです。慣れていない人は、パラメータを覚えてしまいましょうISO200, 絞りf5.0,シャッター速度1/100秒です。マニュアルモードでこの値に設定しましょう。マクロ撮影で物撮りするときは、被写体が何であっても常にこのパラメータでOKです。慣れてくれば、絞りを一段上げれば(1.4倍)、シャッター速度を一段下げる(1/2)等して調整しましょう。
また、付属のオレンジ色のカラーフィルターを使うと、背景の色を変えることができます。カラーフィルタの有無で、カメラのホワイトバランスを調整して背景の色みを変えて遊べます。
まとめ
安いマクロLEDリングライトを買いました。
いままで、物撮りをするとき自分の影が被写体に落ちて、なんだかパッとしない仕上がりになっていたのですが、リングライトを使うと綺麗に光が当たって上手に撮れて気持ちいい。
また、リングライトを使うと、シャッター速度を十分確保できるため手振れを気にせず、絞りを決めることができます。
2千円ちょっとでこの使い勝手の良さは大満足です。高いものではないので、あなたも試してみてはいかがでしょうか?