記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

いつも悩ましい国立新美術館

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 フォトジェニックな場所。東京だと、有楽町の東京国際フォーラムと六本木の国立新美術館が有名。

 国立新美術館は曲線だらけの建物で、見る人を圧倒する。建物の存在感が大きいだけに、どう撮れば良いのか悩ましい。目で見たときの迫力と面白さを、写真で十分に表現できないから。

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国立新美術館


 国立新美術館へ行くたびに、どう撮ろうかと試行錯誤しています。

 これまでは、面白い曲線を探していました。今回は光と影の模様を探して写真を撮りました。上は、床に落ちた影と、積み重なった気の箱の組み合わせが面白いと思って撮りました。 

 

 この美術館の窓ガラスは緑がかっていてJPEG撮って出しの写真は全体的に緑っぽい。そこで、ホワイトバランスをいじっています(マゼンタを足しています)。そのおかげで木の箱の色も綺麗になりました。

 緑がかった写真の方が見た目には近いし雰囲気もありますが、自然な色としてはホワイトバランス調整後の方が近い。ま、記憶色が左で、記録色が右ということです。

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左:撮って出しJPEG、右:ホワイトバランス調整後

使用機材

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T2

FUJIFILM 単焦点標準レンズ XF35mmF1.4 Rx

お題「カメラ」