記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

Stayhome Photography(Contd.) あるいは客観的写真と主観的それ

 相変わらず物撮りの練習をしています。

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物撮りの練習: Ricoh GR Digital3

 

 GR Digital3の特徴は右手グリップ部分のシボ加工だと思っています。これがあるおかげでとてももちやすい。よく、右手だけで操作が完結するのがGRシリーズの特徴と言われますが、それができるのもグリップが持ちやすいからです。

 先日の写真は、奇をてらったリフレクションで撮りましたが、そのためグリップが分かりづらい写真となっていました。今回は、グリップが目立つよう向かって右からの光で撮っています。

 色々と遊んでみて、光の向きで目立つ部分が変わってくることが分かりました。

 

 さて、上の写真は見ていてつまらないと思います。GR Digital3というカメラの外観に興味がある人以外にとっては、興味を引かない写真です。この写真の情景と自分との間につながりを感じられないからでしょう。客観的に見てしまう写真と言い換えられそうです。

 そこで、もう一枚撮ってみました。

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GR Digital3のある生活

こうやって日常品を添えて撮ると、見た人にとってグッと自分と関係のあるシーンになります。主観的に見れる写真と言えそうです。

 上の写真では、手近にあったAnn of Green Gables(赤毛のアン)を使っていますが、どんな小物を添えるかで写真の雰囲気が変わりそうです。小物大事です。

 

まとめ

 まとまらない文章になってきたので、ここでまとめを書きましょう。

 (1)光の当たる向きで、質感が変わって写るのだと分かってきました。(2)物を単体で撮ると、客観的に眺めるような写真になって今一つ興味を持ってもらえなさそう。(3)小物を添えるとグッと主観的に見る写真に変わる。(4)どんな小物を添えるかで、写真の主観的雰囲気(これが世界感というやつ?)が変わりそう。

 

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