富士フィルムのX Summit PRIME 2021が行われましたね。面白かったので、メモしておきます。
がんばって英語を話してる
X Summitのスピーカーは大部分が日本人(富士フィルムの社員)なのに、英語で話しています。発音が流暢ではなく、頑張っている感じがして良いです。 開発者がたどたどしい英語で世界に向けて発信するという、心意気を感じます。
レンズの設計者は、日本語で話をしていたのは何故でしょうね?英語がよっぽど苦手なのかな?是非理由を聞いてみたい。
動画機能を強化するらしい
今後Xシステムが目指すコンセプトとして3つ紹介されています。
- MORE SHARPNESS:解像度を高める
- WIDER FIELD:レンズのラインナップの充実(対応する焦点距離を広げる)
- SEAMLESS STILL and MOVIE:動画機能と静止画機能の一体化
どれもびっくりするものではなく当然のものです。ただ、この中で3番目の”SEAMLESS STILL and MOVIE”は、富士フィルムが他社と比べて遅れている部分です。そこを頑張るというのは、頼もしく思えます。
このコンセプトがあるので、新しく開発したXF33mm F1.4は、オートフォーカスを速く、静かにし、ブリージングも減らしたのでしょう。また、新たに開発する撮像素子も積層型だと言っています(動画の56分過ぎ頃)。これは、撮像素子の裏側にCMOS回路を付けて画素の読出しスピードを上げ、動画のfpsを大きくするものでしょう。
最後に
X Summit開催に合わせて、レンズのロードマップが発表されましたね。
個人的には、2022年までに発売のズームレンズXF18-120mmが楽しみです。これ一本あれば、何でも撮れそうですから。