記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

X Summit PRIME 2021(富士フィルム)の感想


www.youtube.com

 

 富士フィルムのX Summit PRIME 2021が行われましたね。面白かったので、メモしておきます。

 

がんばって英語を話してる

 X Summitのスピーカーは大部分が日本人(富士フィルムの社員)なのに、英語で話しています。発音が流暢ではなく、頑張っている感じがして良いです。 開発者がたどたどしい英語で世界に向けて発信するという、心意気を感じます。

 レンズの設計者は、日本語で話をしていたのは何故でしょうね?英語がよっぽど苦手なのかな?是非理由を聞いてみたい。

 

動画機能を強化するらしい

 今後Xシステムが目指すコンセプトとして3つ紹介されています。

  1. MORE SHARPNESS:解像度を高める
  2. WIDER FIELD:レンズのラインナップの充実(対応する焦点距離を広げる)
  3. SEAMLESS STILL and MOVIE:動画機能と静止画機能の一体化

どれもびっくりするものではなく当然のものです。ただ、この中で3番目の”SEAMLESS STILL and MOVIE”は、富士フィルムが他社と比べて遅れている部分です。そこを頑張るというのは、頼もしく思えます。

 

 このコンセプトがあるので、新しく開発したXF33mm F1.4は、オートフォーカスを速く、静かにし、ブリージングも減らしたのでしょう。また、新たに開発する撮像素子も積層型だと言っています(動画の56分過ぎ頃)。これは、撮像素子の裏側にCMOS回路を付けて画素の読出しスピードを上げ、動画のfpsを大きくするものでしょう。

 

最後に

 X Summit開催に合わせて、レンズのロードマップが発表されましたね。

 個人的には、2022年までに発売のズームレンズXF18-120mmが楽しみです。これ一本あれば、何でも撮れそうですから。

f:id:kota2009:20210903203103j:plain

Xレンズロードマップ(富士フィルムホームページより)