OMデジタルソリューションズ(Olympus)の新製品発表イベントを観た。マイクロフォーサーズのフラッグシップOM-1が発売されるそうだ。
マイクロフォーサーズの撮像素子は、面積比でフルサイズの1/4なため、高感度特性が問題視されることが多い。物理的に光の取り込み量が1/4なのでノイズが増えるのは仕方がない。でも、それが人間の目に分かるかというと、まぁ分からないだろうと思う。例えば、夜の屋内はISO1600で撮れる。ISO1600の画質をブラインドテストで当てられる人はいるのかな?きっといないと思う。
マイクロフォーサーズの良いところは、撮像素子の面積が1/4であるため、軽く小さいこと。体積は相似比の三乗で効く。だから重量も3乗で効く。撮像素子はフルサイズと比べて1/8で軽くなるため、手振れ補正が良く効く。レンズも軽くなる。
富士フィルムが More Than Full Frameのスローガンを掲げ、中判サイズの大きなセンサーサイズを攻めているように、OMは軽快な領域を攻めている。そうやって選択肢が増えることを歓迎する。