記憶と記録

見えたことは事実ではなく自分というフィルタを通した記憶であり、さらに記憶は記録で上書きされる。写真とカメラ関係のブログです。

埋もれてしまったタイムカプセル

 フィルムで写真を撮っている方が言う、フィルム写真はタイムカプセルだと。

 1本のフィルムを撮り切るまでは、どんな映像が写っているのかわからない、写真として印画されるのは撮ってから数か月後であって、撮った本人もそれを撮ったことを忘れていて、出来上がったプリントを見て「あぁ、こんなの撮ったなぁ、そういえばことのときは。。。。」と当時の記憶が蘇る。まさにタイムカプセルだ。

 

 ところで、私はコンデジで写真を撮ったまま、その写真をほったらかしにすることがまぁまぁある。久しぶりにパソコンにデータを吸い出すと、こんな写真そういえば撮っていたなぁと思い出す。タイムカプセルを埋めたというより、埋もれてしまった感じだ。

 埋もれた写真であっても、みつけた時にはちゃんと残っている、デジカメは優秀なタイムカプセルなのだ。

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タイムカプセル

 

 上の写真は、久しぶりに帰省したとき、近くの空き地にエノコログサが群生していたのをみつけて撮ったものです。建物の隙間から夕陽が差し込んでいて綺麗だったのを思い出します。

 

使用機材

NIKON Coolpix9900